今回は「福岡モデルチーム」について、報告をしたいと思います!
「福岡モデルチーム」とは、GFFの設立スローガンである「福岡をゲームのハリウッドに」のもと、地元福岡でゲームクリエイターを目指す若者の育成を目的として、福岡ゲームコンテストに応募予定の福岡市内の学生チームへ、GFF加盟企業のクリエイターがレクチャーを行うものです。
「福岡モデルチーム」に関する、過去のblogはこちらから(https://www.gff.jp/awardblog/)
今回モデルチームに選ばれた「にゃんだふるチーズ」(麻生情報ビジネス専門学校)が制作したゲーム「CAT CH A MOUCE(キャッチアマウス)」は、
ネコ1匹VSネズミ3匹のバトルを楽しむ、非対称型のアクションゲーム。
圧倒的な強さで動き回るネコに対して、数の多いネズミがチームワークで対抗する駆け引きが特徴で、多人数でわいわい楽しめます!
モデルチームのメンバーは、操作性や演出面など、
GFF加盟企業のクリエイターより、専門分野に応じた様々な指導を受け、
ゲームのクオリティアップに励みました!
▲ノイジークロークさんよるサウンド指導。
そしていよいよ、3月11日(土)福岡ゲームコンテスト「GFF AWARD 2017」でのエキシビションマッチに、地元推薦枠として出場!
全国から集まった最終ノミネート5作品に続き、福岡モデルチームもプレゼンを行いました。
▲プレゼンをするチームリーダーの江守くん
▲ゲスト審査員のカドカワ浜村氏より「とてもエキサイティングで面白かった。操作性・カメラワークの部分でもっと良くなれば、販売しているレベルに近いものになるのではないか。とても感心した。」とお褒めのコメントをいただきました。
残念ながら目標としていた福岡市長賞(最多得票数)は獲得できませんでしたが
、審査員のクリエイターの方々からのコメントや、会場で実際に来場者の方々に遊んでいただいたことで、多くの良い経験ができたのではないでしょうか。
▲表彰式後の懇親会でも担当クリエイターの話を熱心に聞いていました!
最後に、この数カ月のゲーム制作を通しての感想をチームリーダーの江守くんに伺いました。
Q1. 制作中、一番苦労したところは?
「コミュニケーション面で苦労しました。制作中に、みんなの意見が分かれる事が多々あり、その時は、多数決をとったり、どうすればよりおもしろいゲームになるかを考えたりして意見を一つにするよう心がけました。」
Q2.今回のプロのクリエイターからのアドバイスで、一番印象に残っていることは?
「グラフィックについてはただ表示するだけでなくて、ユーザー視点でいかに見やすくするかということ。UIやアイコンはゲームにおいてとても重要で、プレイヤーの行動に対してきちんと画面上で反応があることが大切だと教わりました。」
Q3.これからどんな勉強をしたいですか?
「今いろいろなゲームが発売しているので、それを沢山プレイし、勉強したいです。そうする事で、プレイヤーはどんな風にゲームを楽しんでいるかを研究したいと思います。」
Q4.将来こんなゲームがつくりたいなど、目標はできましたか?
「いつまでも人の記憶に残るゲームを作りたいです。こだわりをもったプログラマーになり、ユーザーがこのゲームをずっとプレイしたいと思っていただけるようなゲームを作る事が目標です。」
▲インタビューに答えるリーダーの江守くん
福岡モデルチームの皆さん長期間本当にお疲れ様でした!
今後のゲームクリエイターとしての活躍を期待しています!!
GFFでは、このように地元福岡でゲームクリエイターを目指す皆さんへの支援をこれからも様々な形で行っていく予定です!また次の企画が決まりましたら、このHP等でお知らせしますので、是非ご参加くださいね!!