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クリエイターズバトン: 2008年11月アーカイブ

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システムソフト・アルファー株式会社

グラフィックデザイナー
三浦 朋子

 

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1.今の仕事を始めることになったきっかけ

幼少の頃から絵を描くのが好きで、大きくなったら絶対絵を描く仕事に就きたいと思っていました。
そして兄弟もおらず一人っ子の上、両親共働きで寂しいだろうからと親からゲーム機を買って貰ったことがきっかけで、そこで初めて、『ゲーム』に出会い、色々なゲームに出会い、その中でただ遊ぶものではなく『一つの作品』として触れ、感動し、ゲームに関わる仕事がしたい、と夢を持ちました。

一度は諦めたかけたこともあるのですが、高校卒業後やはり夢は捨てきれずに専門学校に入学し、とある企業課題で作品制作を経て、2年の時に卒業制作展で、プレゼンテーションを行い、作品集を見て頂いた事からお声を掛けて頂きました。
当初はインターンシップで、卒業後はそのままデザイナーとして入社しました。

 


2.どんな仕事をしていますか?

主にDTPや一部のWeb関係、コンセプトデザインを考えたりしています。
また、キャラクターデザインのラフ案を考えたり、配色に関してのアドバイスなどもしています。時には自分の思い通りにいかない事も多々ですが、とてもやりがいのある仕事です。

 


3.私にとっての思い出のゲーム。

思い出のゲーム...!難しいですね(笑)
やはり、私のある意味思い出深いゲームと言えば、SFC版『ドラゴンクエストⅤ』です。
何が思い出深いかと言うと、やはり...セーブが消えたときのあの冒頭の音楽と、お気の毒ですが...という文が今でもトラウマです。当時小学生だった私は、電源を入れて暫く遠くから眺めてOPが始まるのを確認していた程です。
その後、64やプレイステーションが発売された後も、普通は有り得ないんですけど、ゲームのOPが始まるまではあのBGMが鳴るのではないかと、違う部屋に逃げ込むくらいトラウマです。
今思えばあの音楽の発想って斬新ですよね。あの恐怖の音楽に怯えたのは私だけは無いはず...!(笑)

あとは、個人的な好みになってしまうのですが、テイルズシリーズでしょうか。
キャラクターやストーリーも好きですが、何より毎回進化する戦闘システムや、インターフェイスやコンセプトに注目しています。
その物語のテーマの中で、人種差別や貧富の差など、実際の世界の問題をどことなくゲームに散りばめていて、問題を意識させている所が凄いなと思います。

 


4.最近読んで面白かった本やおすすめの映画はこれ!

最近映画は見ていないのであれですが...
映画ではないのですが『BONES-骨は語る-』というシリーズを最近見ています。
これは事件の現場に残った被害者の骨から証拠を見つけ、事件を解決に導いていく話なのですが、特にリアルな死体や、骨などは見ていて生唾ゴクリ。
日本じゃまず間違いなく規制がかかるような、本物!?と目を疑うほどの技術力に圧倒するばかりです。

 


5.ゲーム業界を目指す方へアドバイス

やはり、多くの方が言われているようにコミュニケーションが重要だと思います。
それとはっきりと物を言うこと。
何故、そうしたのか、何故その色を置いたのか、何故そのポーズにしたのか、
何故そのデザインにしたのかという説明...プレゼンテーションも必要になってくると思います。曖昧に口篭っていたり、うんうんと頷いているだけでは相手に伝わりません。

あとは、如何に自分で与えられた仕事(課題・作品)を効率よくできるにはどうするか、という自己管理も大切になってくると思います。
幾ら良いものが出来ていても、作るのに膨大な時間が掛かっては仕事にもなりません。
いつまでに、どうする、そしてそれを達成するためにはどうしたらいいのか、ということを、常に心の中で持ち続けて欲しいなと思います。

それとやはり仕事だけではストレスも溜まりますので、歌を歌うとか、何かストレスを発散できる趣味を持っておくと良いかもしれません(笑)

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株式会社ガンバリオン

プランナーリーダー
鶴元 大史 dotline510.gif

 1.今の仕事を始めることになったきっかけ

トラックに跳ね飛ばされるも、抱いていたファミコンカセットが
クッションになって奇跡的に無傷で助かったり~とか、
胸に入れたファミコンカセットが銃弾から命を守ってくれたり~
とか劇的なきっかけは全然ありませんでした。
普通に絵が好きで、普通にゲームが好きで、
普通に『プランナー』希望でガンバリオンに応募したら、
作品に入っていた絵が認められて『デザイナー』で内定をもらいました。
デザイナーで3年ほど仕事した後、当初の希望だったプランナー職になりました。

 

 

2.どんな仕事をしていますか?

現在の企画では、プランニングリーダーをやっています。
ゲームの基本システム考案や、バランス調整、また管理職として
プランニングスタッフのスケジュール管理等も行っています。
バランス調整は、60分の1秒を調整したりするシビアな作業ですが、
ゲーム仕上げの一番オイシイ部分で、とてもやりがいのある仕事です。

 

 

3.私にとっての思い出のゲーム。

人生で一番長くやっているゲーム・・・麻雀です。
小学生の頃に家族麻雀を仕込まれ、中学、高校とずっとやっていました。
授業を抜け出して、部室で近代麻雀を読みながら友人たちと牌を打つ・・・
なんという甘い青春の思い出。
当時の計算通りの上がり形などは未だに覚えていたりします。
最近は牌を持つことはありませんが、麻雀格闘倶楽部シリーズは、
現実逃避したいときに店内ランキング1位になるくらいやっています。
自分の選ぶ行動に責任があり、リスクリターンがある、
それが麻雀の魅力なのだと思います。

 

 

4..最近読んで面白かった本やおすすめの映画はこれ! 

人を選ぶと思いますが、最近見た映画の中では『ミスト』です。
『スタンドバイミー』や『ショーシャンクの空に』などと同じ、
スティーブンキング原作の映画で、閉鎖空間での集団心理、
絶望感などの表現がとてもうまく、後半スカッとして、
エンディングで軽く欝になれます(笑)
キング作品は、『ショーシャンクの空に』など、
非ホラー系の作品の評価が高いのですが『IT』の前半と同じくらい
オススメできます。
小説だと、後輩の薦めで読んだ北村薫の『空飛ぶ馬』です。
女子大生『わたし』の日常の中で起こる謎を落語家の円紫師匠と解いていく、
なんだかホッコリする短編推理小説です。
プロファイリングと、FBI、密室殺人とかなくても
ミステリーって成立するのだなぁ、と思った一冊です。

 

 

5.ゲーム業界を目指す方へアドバイス

自分の中に、ネタの引き出しをどれだけたくさん持っているのか?ということが、
プランナーという職種に限らず、クリエーターになるには重要な要素だと思います。
引き出しを増やすためには、とにかくいろんな物を『観る』ことです。
『観る』というのは『見る』のとは違い、対象を注意深く見ることにより、
そのものの本質を理解する行いです。
なんとなく見ていた映画のシーンや、なんとなくプレイしていたゲームも、
『観る』ことにより本質が理解でき、困ったときに最も適した引き出しを
引っ張り出すことが出来ます。
この世の中で自分の糧にならない物は一つもないです。
・・・と、ほとんど恩師から習ったことの受け売りですが、
僕がなんとかなっているので正しいアドバイスなのだと思います・・・多分(笑)。

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