2017年3月11日に福岡市天神イムズホールで行われた、第10回福岡ゲームコンテスト「GFF AWARD 2017」。今回は、その審査結果について詳しくお伝えします。
今年の福岡ゲームコンテスト「ゲームソフト部門」へは、全国から253作品の応募があり、1次審査(映像審査)、2次審査(実機プレイ審査)を通過し、最終審査にノミネートされたのは、5作品!
その中から、各チームによるプレゼン審査を経て、栄えある第10回福岡ゲームコンテスト「GFF AWARD2017」大賞作品に選ばれたのは・・・七色ステップ(アミューズメントメディア総合学院)の『RainbowStep(レインボーステップ)』です!!
操作性の良さやビジュアルの完成度など総合的に評価が高く、今回大賞を受賞しました。
○大賞
【作品名】Rainbow Step(レインボーステップ)
不思議な力を持ったテルテル坊主が、世界を冒険する3Dアドベンチャーゲーム。
虹の七色にちなんだ美しいステージを、シンプルなアクションでナゾ解きながら探検を楽しめます。
制作チーム:七色ステップ(所属学校 アミューズメントメディア総合学院)
こちらが制作メンバーの皆さんです。実際には、プランナー3人、プログラマー3人、デザイナー5名の計11名で制作をしたとのこと!まさにチームみんなの力が結集した結果です!!
続いて、惜しくも大賞は逃しましたが、
優秀賞と協賛各賞を獲得した作品を紹介します!
○「ゲームソフト部門」優秀賞 4作品
【作品名】HIDE AND SEEK(ハイドアンドシーク)
VRを利用したタワーディフェンスゲーム。全部が見通せないステージで、プレイヤー自らが覗き込んで敵を見つけるというVRならではのゲームシステムが特徴です。
制作チーム:Project HAS(所属学校 HAL大阪)
さらに、VR作品に取り組んだ意欲を評価いただき、
TSUKUMO様より協賛賞が贈られました!
【作品名】ツナぐるメイト
キャラクターの両腕を、仕掛けや友達につなげながらステージクリアを目指すアクションゲーム。
ゆったりとした世界観とかわいいキャラクターに加え、手をつないでグルグル回るという独特な気持ちよさが特徴です。
制作者:中山冬駿さん(所属学校 日本工学院専門学校)
こちらのゲームは、プランナーの中山さんがプログラムもデザインも全て1人で制作したとのこと!すごい!!
【作品名】Savage(サベージ)
主人公のモンスターを操り敵を倒しながらステージを進む、王道3Dアクションゲーム。
力強いアクションや巨大な敵と戦う迫力のボス戦が特徴です。
制作チーム:去年のヴェンデッタ(所属学校 麻生情報ビジネス専門学校)
今回唯一地元福岡からの受賞です!チームの中には昨年「福岡モデルチーム」に参加したメンバーも!昨年の経験が活かされていて嬉しいです。
【作品名】TICK TACK CHEVY(チックタックチェヴィ)
ロボットが歯車に乗りながらステージを進むバランスアクションゲーム。
スマホをコントローラーとして使い、傾けるだけのシンプル操作。
歯車の特徴を活かしたギミックが満載のステージが魅力です。
こちらの作品は「もしゲームセンターにあったら一番遊んでみたい作品だった」と、楽市楽座様より協賛賞が贈られました。
さらに、当日観覧のお客様投票によるエキシビションマッチで最多得票数も獲得!
髙島福岡市長より「福岡市長賞」と副賞が贈られました!
また、573作品もの応募があった「ゲームキャラクター部門」では、
『LIFE of ENZO 星流しの革命』が優秀賞に選ばれました!
○「ゲームキャラクター部門」優秀賞
【作品名】LIFE of ENZO 星流しの革命
制作者:尾崎健さん(所属学校 HAL東京)
どの作品もとてもクオリティが高く、
審査員の方々も、大賞を選ぶのにかなり迷っていらっしゃいました。
最後に、審査結果を待つ各チームの代表者の舞台裏での様子をご紹介。
ライバル同士ではありますが、みなさん仲良く情報交換していたのがとても印象的でした!
またいつか、今度はプロのゲームクリエイターとして、みんなで会えるといいですね!!
受賞された皆さん、本当におめでとうございました!
今後のゲーム業界での活躍を期待しています!
また次回の福岡ゲームコンテストでもたくさんの意欲ある作品をお待ちしております!!