お名前:宮原 佑輔 会社名:株式会社サイバーコネクトツー 職種:レベルデザイナー 過去携わったタイトル: ◆「.hack//G.U. Vol.1 再誕」 ◆「NARUTO-ナルト- ナルティメットストーム」シリーズ ◇「アスラズラース」 ◎「フルボッコヒーローズX」 発売/配信: ◆・・・株式会社バンダイナムコエンターテインメント ◇・・・株式会社カプコン ◎・・・株式会社ドリコム | |
■ あなたのお仕事内容について教えてください。
ゲーム中に登場するステージに、敵の種類やギミック、アイテムなどの配置を考えて、プレイヤーが楽しめるステージの設計をしています。例えば『NARUTO-ナルト- 疾風伝 ナルティメットストームレボリューション』では、アドベンチャーモードの忍界武闘祭を一部担当しており、誰がプレイしてもなるべく迷わないステージ構成に設計しています。また、『フルボッコヒーローズX』では、クエストに出現する敵の配置構成を担当し、騎士や獣人などのクラスでパーティーを組むとクリアしやすいなど攻略性のある構成で設計しています。

▲ お仕事中の宮原さん
■ ゲーム業界を目指したきっかけを教えてください!
また、いつごろからゲーム業界に興味を持ちましたか?
私がゲーム業界に興味を持ったのは高校2年生で、とあるゲームグラフィックを見て「自分も魅了する背景グラフィックを作りたい!」というのが最初です。背景アーティストとして入社して6年ほど経った頃、ゲームをプレイする際「自分だったらこうする」、「進むべき道がわかり辛い」など色々と不満を持ちながらプレイしていました。そういう時、上司の机に『レベルデザイナーになる本』が置いてあり、興味本位で借りてみたらとても面白く、そこからレベルデザイナーを目指し今に至っています。
■ 学生の時にやっていて良かったことはありますか?
学生の時には3Dや2Dソフトの基本的な使い方を学んでいたので、会社に入った時にはスムーズに作業にとりかかることが出来ました。また、ゲームに関する雑誌や書籍を読むことにより現状のゲーム業界の動向や技術面に関する知識を得ることが出来ました。
■ 学生時代にやっておけばよかったことはありますか?
英語とプログラミングをもっと勉強しておけばよかったと思いました。海外は国内より技術面が高く、GDC(Game Developers Conference)などの講演記事がWebに載りますが、ほとんどが英語です。動画も英語で説明していることが多く、今でも本気で英語を勉強しておけばよかったなと思います。また、レベルデザイナーは簡単なスクリプトを作成する事もあり、基本的な処理の流れの知識が必要となるのでプログラミングを真面目に勉強しておけばよかったと後悔しています。
■ 日常生活で仕事のために気をつけていることはありますか?
例えばですが、テーマパークに行ってマップを見た時にアトラクションやランドマークの位置を確認し、実際に歩きながら「ここでこれを見て」、「その後に音が聞こえて」とか、「狭い空間から広い空間へ移動した時に、ここでこういう演出があって」とか、どのような構成で作っているのか考えるようにしています。
■ どういう方がこの職種に向いていると思いますか?
またどういった方に目指してほしいですか?
シナリオライターのようにストーリーを考えて、人を惹きつける構図や演出を構築できる人が向いていると思います。既存のタイトルよりもっと面白いステージをプレイヤーに体験させたい、驚かせたい、感動を与えたいという想いを持っている方に目指してほしいです。
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