お名前:須田 直樹 会社名:株式会社 アルファ・システム 職種:ゲームデザイナー・ディレクター 過去携わったタイトル: 式神の城シリーズ(Ⅰ~Ⅲ) | |
■ あなたのお仕事内容について教えてください。
企画書の作成や各種仕様書の作成、またパラメータ設定などのデータ作成や、バランス調整などを行ったりしています。
また作成した仕様書をもとに、作成・実装するものに関してプログラマーやアーティスト達へ作業指示を出したり、出来上がったものを確認して修正指示などを出したりすることを主に行っています。
■ ディレクションとはどういったお仕事ですか?
(1)決定する。
ゲームのコンセプトや遊びの方向性といったものを考え、各所と相談しつつ決めていき、スタッフ達と共有します。
(2)判断する。
スタッフ達が作ったものを確認し、そのままの実装で進めるべきか、何らかの修正を行うべきか、の判断を行い、必要に応じて指示を出します。
(3)調整する。
ゲームの内容や、スケジュールや作業量などに関して、必要に応じて様々な調整を行います。
ゲームのコンセプトや遊びの方向性といったものを考え、各所と相談しつつ決めていき、スタッフ達と共有します。
(2)判断する。
スタッフ達が作ったものを確認し、そのままの実装で進めるべきか、何らかの修正を行うべきか、の判断を行い、必要に応じて指示を出します。
(3)調整する。
ゲームの内容や、スケジュールや作業量などに関して、必要に応じて様々な調整を行います。
■このお仕事で気を付けていることはなんですか?
作る側の都合だけで物事を決めてしまわず、実際に遊ぶプレイヤーの目線や考えを常に意識して、物事を決めるようにしています。
例えば、画面に映る表示物に関しても、
・プレイヤーにとって優先順位の高い情報は何か
・優先順位の高い情報が見やすい位置に表示できているか
・ゲームプレイの邪魔にならない大きさやデザインになっていないか
といった所などを確認し、面倒でも納得できる形になるまで試行錯誤を繰り返したりします。
例えば、画面に映る表示物に関しても、
・プレイヤーにとって優先順位の高い情報は何か
・優先順位の高い情報が見やすい位置に表示できているか
・ゲームプレイの邪魔にならない大きさやデザインになっていないか
といった所などを確認し、面倒でも納得できる形になるまで試行錯誤を繰り返したりします。
■その仕事のおもしろさや魅力を教えて下さい。
様々な職種のスタッフ達とコミュニケーションを取って進めていく所が、大きな魅力の1つだと思います。
多くの人たちを繋ぎ、皆で1つのゲームが作り上げられていくのは、実に大きな達成感と充実感があります。
また最終的なゲームの完成度を決定付ける仕事なので、プレッシャーも相当あり苦労はしますが、その分、手応えのある作品が作れてユーザーからの楽しんでもらえている反応があった時の喜びも、大きいです。
■どういう方がディレクターに向いていると思いますか?
またどういった方に目指してほしいですか?
私の主観が入っていますが、以下のような方が向いているのではないかと思います。
・コミュニケーション能力が高い。人との対話を大事にする。
・プレゼンテーション能力が高い。自分の意思を正確に伝えられる。
・観察・洞察癖がある。あらゆる事柄に興味を持ち、探究する姿勢を持つ。
ディレクターは、あくまでゲームを楽しむ人たちの味方であることにこだわり続けられる方に目指して欲しいと考えています。
・コミュニケーション能力が高い。人との対話を大事にする。
・プレゼンテーション能力が高い。自分の意思を正確に伝えられる。
・観察・洞察癖がある。あらゆる事柄に興味を持ち、探究する姿勢を持つ。
ディレクターは、あくまでゲームを楽しむ人たちの味方であることにこだわり続けられる方に目指して欲しいと考えています。
▲ お仕事中の須田さん
■ ゲーム業界を目指したきっかけを教えてください!
また、いつごろからゲーム業界に興味を持ちましたか?
『ゲーム業界で働くこと』に興味があったのは、高校生くらいの時です。
当時は絵を描くことが好きだったので、はじめはグラフィックデザイナーとして入社しましたが、よくゲームの中身に関して社内でアレコレと口出ししていました。 その後『企画書かない?』と持ち掛けられ、ゲームデザイナーとしての仕事をスタートすることになり、オリジナルゲームである『式神の城』の制作をきっかけに、ディレクションの仕事も行うようになりました。 目指していたというより、気が付いたらこうなってた、という感じです。
当時は絵を描くことが好きだったので、はじめはグラフィックデザイナーとして入社しましたが、よくゲームの中身に関して社内でアレコレと口出ししていました。 その後『企画書かない?』と持ち掛けられ、ゲームデザイナーとしての仕事をスタートすることになり、オリジナルゲームである『式神の城』の制作をきっかけに、ディレクションの仕事も行うようになりました。 目指していたというより、気が付いたらこうなってた、という感じです。
■ 学生の時にやっていて良かったことはありますか?
学生の時に、学校や友達の家のパソコンを借り、1人でシューティングゲームを作り学校で遊んでもらったことがありますが、これはとても良い経験だったかな、と思います。
とにかく何でも良いので、自分で本気で『楽しいっ!』と思えるものをまずは1つ形にすることと、それを人に見てもらう機会を作った方が良いのではないでしょうか。
■ 学生時代にやっておけばよかったことはありますか?
ゲーム以外の遊びや趣味をもっと色々経験しておけば良かったな、と思います。
まあ私が学生時代のころは使える時間もお金もあまりなかったので、実際には難しかったところはありますが...。
体験することは、それを見聞きするのよりもはるかに得るものが多く、直接的または間接的に自分の引き出しを多くしてくれることに繋がります。
興味があるなら、今すぐにその世界に飛び込んでみることをおススメします。
■ 日常生活で仕事のために気をつけていることはありますか?
ゲームにしろ映画やアニメにしろ、細かく見て「これは、どういう意図でこうなっているんだろう?」「どういう手法で作られているんだろう?」と観察する癖を付けるように意識しています。
あと、何でも面白そうなネタを思いついたら、とにかくメモるようにしています。
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