こんにちは。
この度福岡ゲームインターンシップに参加させていただいた、松川ルナと申します。
インターンシップを終えての所感をブログという形で簡単に報告させていただきます。
まず......
私が参加した「デバッガーコース」とは、デバッグの仕事を実際に体験するコースです。
デバッグとは、ただゲームのバグや不具合を確認し修正する...だけではなく。
プレイのしやすさやUIの使いやすさ、ひいてはゲームの内容まで、そのゲームの隅々まで気を配り、プレイヤーに楽しんで遊んでもらえるような状態に持っていくとても重要な作業です。
ということを事前面接で教わったので、受け売りで書いてみました。
そんな心構えを持って挑んだインターンシップ初日。
ちなみに、今回のインターンシップはすべてオンライン上での開催でした。
社員の皆様と直接お話できる機会がなかったのは少し残念ですが、昨今の働き方を疑似体験できるような新鮮な感覚もありました。
初日は、「大戦略WIN」をプレイしました。
今回のデバッグシミュレーションに使用するゲームです。
簡単な内容把握のために2日間かけてゲームを触りました。
恥ずかしながら大戦略シリーズは初プレイだったこともあり、ゲームの難しさに苦戦しました。武器の相場や相手国の資源など、気を配らないといけないことが多くて大変でした。この複雑さ、奥深さがファンを惹き付けているのだな...なんてことを考えながら、だいたいのゲーム内容を理解し、2日目が終了。
3日目からは、実際に社内で使用されているデバッグ項目表を使いながら、デバッグ作業の疑似体験に着手しました。
ここで驚いたことは......デバッグ項目がとにかく多いことです。
ホントに2日間でチェックできるのか!?って量。
大戦略WINはどんな環境でも動作するように、比較的容量の少ないグラフィックや音楽ファイルにより構成されています。そんなシンプルなゲームでもこんなに項目が多いなんて、ゲームを作るって大変なんだなあ。シロウト丸出しの感想ですみません。
何度も言いますが、オンライン開催だったので黙々と作業に取り組みました。
確認して・チェックを付けて・確認して......の繰り返し。
かなり長い時間、ゲームと向き合い続けることになります。作業だと割り切って思考停止するのではなく、客観の目を忘れないことが大事だと思いました。
2日間みっちりデバッグ作業を行ったあと、1日の予備日を挟んでインターンシップは終了。
個人的には、とても良い経験となりました。
こんなにたくさんのデバッグ項目をクリアして、ゲームがプレイヤーのもとへ届くと思うとありがたさもひとしおです。
自身でゲーム制作するときにも大いに役立てさせていただきます。
最後に、この度貴重な機会をくださった福岡ゲームインターンシップ運営事務局様、株式会社システムソフト・ベータ様、本当にありがとうございました。
こんどはぜひ直接お会いしたいです。
システムソフト・ベータ: 2021年9月アーカイブ
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