GFF

GFF事務局お問い合わせ
トップ > FUKUOKAゲームインターンシップBLOG

FUKUOKAゲームインターンシップBLOG

世界、そして、未来を見据える人たちが、福岡にいます。

GFF加盟企業をはじめとする福岡のゲーム企業の現場に入ってその仕事を体験する、ゲームインターンシップ制度。
ゲーム制作の厳しさ、楽しさを学んで、ゲームクリエイターになるきっかけをつかむ体験をブログ形式で報告します。

シネマティックアニメーターコースの最近のブログ記事

この度FUKUOKAゲームインターンシップを経由し、サイバーコネクトツーさんのインターンシップに3日間、シネマティックアニメーターコースで参加させていただきました、九州産業大学 芸術学部1年生の松尾呼春です。現在モーションデザイナーになるため勉強中の身です。

私がこのインターンシップに参加させていただいたのは、モーションデザイナーを目指すためにこれからの大学生活で何を学び身につけていけば良いのか、その学習方法や目指すべき技能レベルを今のうちに明確にしておきたいという想いがあったからです。

今回のインターンシップでは「全力ダッシュ」のワンシーンを課題として制作させていただきました。
制作物としては、
● 「全力ダッシュ」するキャラクターモーション
● プリミティブを使用した簡単な背景
● カメラワーク
です。

私はまだモーション制作の経験が浅いため、最終日までの3日間できちんと完成させられるのか不安に思っていました。遅れを取ってはいけないと半ば見切り発車で作り始めた初日の「全力ダッシュ」はおそらくいびつな走り方をしていたと思います。過去に作ったことのあるのんびり歩くモーションとは全く違い、フレーム数は少なく動きも素早く、油断するとモデルの手が暴れるなど、いきなり力不足を感じてしまいました。

指導担当者の方に何度も見てもらい、その都度いただいた細かいポーズの修正やアドバイスをもとに制作を進めていきます。担当者の方の経験と知識による自分では分からなかった視点からの修正点を多数いただき、どんどん作品が良くなっていくのが作っていて感じられました。ポーズを少し直しただけでもモーション全体の印象が大きく変わり、驚きました。大きな違和感のあったダッシュに磨きがかかりかっこよくなっていくことが嬉しく、同時にプロのクリエイターである担当者の方の的確なフィードバックの凄さにとても感激しました。私は3DCGに関しては独学のため、制作したものをその場ですぐに添削していただける機会はなかなかなく、この機会はとてもありがたかったです。

また作品そのものに対するアドバイス以外にも、制作で行き詰まってしまったときの打開策や作品をより良くするために普段から行っている作品分析の方法など、担当者の方独自の方法も教えていただき、大変参考になりました。加えて作品作りの参考になるおすすめ情報のURLなども沢山送信してくださり、担当者の方には3日間という短い期間ではありながら本当に多くのことを教えていただきました。

毎日のランチ会では多くの方と交流することができ、1日目は同じ職種でインターンシップに参加している学生の方、2日目は松山社長、3日目は担当者の方々と、交流や質問ができる有意義な時間を過ごしました。

最終日の成果発表会ではインターンシップ参加者全員で一人ずつ、3日間の成果を発表しました。オンラインの画面共有機能を使用して実際に制作したものを見せながらの発表でしたので、他のコースで参加されていた方々がどんなことをされていたのかとても興味深く見させていただきました。
自分の発表ではかなり緊張してしまいましたが、録画していただいていたものを後に見返してみると自分で心配していたよりもきちんと発表することができており、少しの驚きと同時に安心することができました。これまでは自分の発表にあまり自信が持てなかったので、今回のことは確実に今後の自信に繋がっていくと思います。

最後に、今回のインターンシップを振り返ってみると、技術面ではもちろんですが成果発表会やその他のコミュニケーションなどの社会的な面においても多くのことが身についたと感じています。

特に私はコミュニケーションをとることがあまり得意なほうではなく、そのうえ未だアルバイトなどの社会経験もないため、初めは不安が大きくとても緊張してしまっていました。しかしランチ会や座談会、担当者の方との質問や相談を繰り返し、毎日多くの方々と交流するうちに以前より積極的に話せるようになり、段々とコミュニケーションに対する苦手意識の克服に向けて前進していたように感じました。
ゲーム制作にはコミュニケーションが必要不可欠であるとよく伺います。今回のインターンシップでも、人とのコミュニケーションを通したことで得られた知識や情報も多くありました。このことを活かし、コミュニケーション力をつけていけるようこれからも努めたいです。

そして技術面では、今回のインターンシップでは自分の知識不足やインプット不足を随所に感じてしまうことがありましたが、担当者の方には、良い作品をみてかっこいい演出、流行りや一般的な感覚などをインプットしておくことが大切だと教えていただきました。
大学一年生の今、こういった自分に不足しているものを知る機会を得られたことを、本当にありがたく思いました。幸いまだ就職するまでには時間があります。この時間の余裕を活かしこれからの学生生活で、ゲーム、アニメ、映画などのたくさんの良い作品に積極的に触れ、教えていただいた方法を参考にたくさん分析をし、技術や感性をしっかり磨いてプロを目指したいです。

最後になりますが、サイバーコネクトツーの皆様、指導担当者様、三日間大変お世話になりました。
通常業務もありお忙しい中ご指導いただき、誠にありがとうございました。

そしてこのような機会を与えていただいた、FUKUOKAゲームインターンシップ事務局の皆様にも、この場をお借りして感謝申し上げます。
この度は誠にありがとうございました。

インターンシップブログ画像_松尾呼春.png

この3日間短い間でしたが、とても濃い貴重な時間を過ごすことができ、学校で勉強しているだけでは身につかない知識や経験を多く得ることができました。本当にありがとうございました。

私はシネマティックアニメーターコースに参加させて頂き、全力でダッシュするモーションと、それを演出するための背景とカメラワークを制作しました。

モーションに関しては事前に制作を進めておくようにと言われていたので、主に短距離の陸上選手をリファレンスにし、制作を進めていました。

インターン初日に、事前に制作したモーションのフィードバックをいただいたのですが、自分では気づけなかった修正点を多く指摘され、自分の未熟さを感じました。

2日目、3日目と何度も細かいフィードバックを頂き、事前に制作したモーションよりも何十倍もクオリティの高いものにすることができました。担当者の方からもすごい良くなった。成長しているとお褒め頂きました。
カメラワークに関しては今まであまり触れたことがなかったので不安でしたが、的確なアドバイスをいただくことができ、納得のいくものを作ることができました。

サイバーコネクトツーさんのインターンシップでは同じインターン生、松山社長、そして指導担当者さんとランチ会を通してオンラインではありますが、たくさんの方と交流することができ、特に松山社長とのランチ会、マネージャー座談会では疑問に思っていること、気になっていることにこたえていただき、とても貴重な経験を得ることができました。

皆さん通常業務と並行してこのインターンを行っているとのことで本当にお忙しい中このような貴重な経験をさせていただきありがとうございました。

インターンシップブログ画像1_森下虎白.PNG

インターンシップブログ画像2_森下虎白.PNG

ポスター
第27回応募要項

2022年10月

            1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31          

シネマティックアニメーターコース: 2022年10月: 月別アーカイブ