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アートディレクションのお仕事:梁井 信之さん(株式会社レベルファイブ)

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お名前:梁井 信之
会社名:株式会社レベルファイブ
職種:アートディレクター
過去携わったタイトル:
◆ダーククロニクル ◇ドラゴンクエストⅧ
◆白騎士物語 ◆二ノ国 漆黒の魔導士
●二ノ国 白き聖灰の女王 ●タイムトラベラーズ
●妖怪ウォッチ ●妖怪ウォッチ2 元祖/本家/真打

◆...発売:株式会社ソニー・コンピュータエンタテインメント
◇...発売:株式会社スクウェア・エニックス
●...発売:株式会社レベルファイブ



■ 「アートディレクション」のお仕事内容について教えてください。
主に背景を中心とした世界観設定で、それに関係するデザイン設定と、作品全体のアートディレクションを行っています。
具体的にはコンセプトアートの立案に始まり、作品全体のマップ設計、及び背景美術設定、3Dデータ監修と言う流れで、作画~3Dの全ての過程を通し、実務と監修を行っています。


■ ゲーム業界を目指したきっかけを教えてください。
また、いつごろからゲーム業界に興味を持ちましたか?

抑々ゲーム業界に興味を持つ以前に、3DCGに興味が有りました。
そのきっかけとなったのが、1982年公開のディズニー映画「トロン」を観てからです。 それ以降CGには興味を持っていたのですが、まだまだ身近な存在では有りませんでした。
それが一気に身近になったのが、1993年の初代バーチャファイターを見てからです。
ゲーム画面で、3Dキャラクターが滑らかに動く映像を見た時は衝撃的でした。丁度、これからのデザインワークにとっても3DCGは必要不可欠だと思っていたので、そのノウハウを学ぶには、ゲーム業界しか無い!と思ったのが、ゲーム業界を目指すきっかけとなりました。


梁井02.jpg
▲ お仕事中の梁井さん


■ 学生の時にやっていて良かったことはありますか?
自分はインダストリアルデザイナーを目指して大学で学んでいたのですが、その際に常に求められたのは、ユーザビリティでした。その事はデザイナーにとって通底する事で、たとえデザインの分野が変わっても常に考えなければならない事だと思います。
学生の時に養ったその思考は、現在も十分に活かされていると思います。


■ 学生時代にやっておけばよかったことはありますか?
感性を養う事。
今よりも時間に余裕が有った学生時代に、旅をしたり、芸術に触れたり、自由に物づくりをしたりと、もっと感性を養う事に時間を費やしておけば良かったなと思います。
技術は仕事を通じても磨く事が出来ますが、感性を磨くことは中々出来ません。若い頃に色々な体験をし、感性を養う事は、以後のクリエイター活動の基礎になる大切な事だと思います。


■ 日常生活で仕事のために気をつけていることはありますか?
心がけている事と言うよりは癖に近いのですが、その一つとして"心のカメラ"が有ります。
普段何気なく過ごしている時でも、何か新鮮な発見が無いか心にカメラをもつ様な感じでモノを見る様にしています。そこで印象に残った風景やモノを心に記憶して、デザインにフィードバックする事はよく有りますね。
新鮮なアイディアを見つけ出せる様に、日々視点を養う事は大事です。


■ どういう方が「アートディレクター」に向いていると思いますか?
また、どういった方に目指してほしいですか?

真剣に遊びが出来る人。
真面目にふざける事が出来る人。
既成概念をリセット出来る様な人。
フロンティア精神を持っている人。
現在、スタンダードとされている様なコンテンツも、最初の一歩が有ったからこそ今が有ります、それと同じように新たなスタンダードを生み出す為には、それらの精神が必要です。
次の世代に夢を与えられる様な思いを持った人に目指して欲しい職種だと思います。


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