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第11回福岡ゲームコンテスト 「GFF AWARD 2018」開催レポート~受賞作品編

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3月18日(日)に福岡市天神のエルガーラ大ホールとパサージュ広場で行われた、第11回福岡ゲームコンテスト 「GFF AWARD 2018」の開催レポートを、2回に分けてお届けしています。

2回目の今回は「受賞作品編」!
第11回福岡ゲームコンテストで優秀賞を受賞した作品を、審査員のコーエーテクモゲームス シブサワ・コウ様、レベルファイブ 日野社長、ガンバリオン 山倉社長、サイバーコネクトツー 宮崎副社長、九州大学 松隈准教授の講評と合わせてご紹介していきます!

(「イベント編」はコチラ)


<ゲームソフト部門>

 


  大賞・TSUKUMO賞

大賞 SACRED FOUR (1).jpg
   作品名 : SACRED FOUR
   チーム名 : Team.SC

   プレイヤーが武器の鎖を投げてモンスターと戦う1人称のVRアクションゲーム。武器を投げたあ 
   と腕を振ることで、鎖の軌道を操る事ができる。敵を一体一体倒すだけ でなく、何体かまとめて 
   倒すことも、モンスター自体をつかんで地面にぶつけて倒す事も可能。



大賞とTSUKUMO賞のダブル受賞を果たしたのは、アミューズメントメディア総合学院のTeam.SCが5人で制作した、『SACRED FOUR』。

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山倉社長より、「ゲームに没入感があり、VRならではの体験ができました。武器を鎖にしようと思った理由や、そこで苦労した点はありますか?」と質問されると、
「武器を鎖にしたきっかけは、武器を自由に操りたいという考えがあったから。武器を画像検索して、出力し、一つ一つ検証した結果、鎖を振り回すのが気持ちいということになりました。
苦労した点は、プレイヤーがヘッドセットで見ている画面上で狙っているところに投げられないとゲームとして成立しないため、どのように調整しまとめるかが難しかったです。アイトラッキングがないため、手の動きの補正と頭の向いている方向や敵との高低差で鎖が飛ぶ方向を調整しました。」とのこと。
審査員からは「アイトラッキングがなくても、狙っている方向に自然に鎖をぶつけることができた」と、関心の声があがりました。

また、シブサワ氏からは、「まず、今一番注目されているVRでアクションゲームを作成したというチャレンジ精神を、高く評価したいと思いました。アンリアルエンジンを使いこなして、見事なグラフィックスも生かしながらゲームにまとめたなと感心します。」と言葉を貰い、メンバーは嬉しそうな顔を見せていました。

今回、いろいろなプラットフォームの中からVRを選んだ理由は、VRというゲーム業界に一石を投じるような新しいコンテンツに、若い力でどこまでやれるかを試したくて、VRの良さや今後の発展を考えながら一番難しそうなアクションゲームに挑戦していこう!とチームで話合って決めたからと語ってくれました。

 

 


  優秀賞

ゲームソフト部門優秀賞 INVERSE.jpg
   作品名 : INVERSE
   チーム名 : クレヨン

   主人公の少女が重力を反転させる能力を使い、研究施設からの脱出を目指すパズルアクションゲ
   ーム。ステージ上にブロックがパズルの様に配置されており、ブロックを動かして謎を解きなが
   ら先へ進んでいく。

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プレゼンテーションを受けて、シブサワ氏は「とにかくアイディアが秀逸で、重力を反転して遊ぶ、アクションのパズルゲームという発想が良いなと感心しました。UIが分かりやすいので、ぱっとゲームの世界に入り込めて、誰でも簡単に楽しめる。飽きない様に考えて楽しむという思考ゲーム性もあり、発展性というか、のびしろが大きいなと感じました。」と絶賛。

日野社長は、「重力をひっくりかえすアイディアは他のゲームにもあるが、そのアイディアを使ってちゃんと次のステージを先へ進むパズルになっていて、とても考えられていますね。ゲームとしてまとまっている感じがプロの仕事っぽいなという印象です。」と完成度の高さを評価していました。

また、「商品として並んでいてもおかしくないくらい、アートの面も含めてゲームとしてまとまっていましたが、これは意識してまとめようとしたのですか?」と質問されると、
「ゲームを、そしてチームをまとめるために、プランナー、プログラマー、グラフィッカー、それぞれのメンバーとしっかり話し合いを行いました。」とのこと。
作りたいゲームのイメージやコンセプトがぶれない様に、メンバー間で摺合せを行う事は大切だなと感じました。

 

 


  優秀賞

ゲームソフト部門優秀賞 Quantum.jpg
   作品名 : Quantum
   チーム名 : Mr.SuperSaiyan

   マップに配置されているブロックを崩しながら、ゴールを目指すステージクリア型のステルス 
   アクションゲーム。徘徊する敵やトラップを避けながら瞬時に次の動作を考えるスリルや、跳 
   弾を使った射撃アクションが楽しめる。

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「絵柄が良くて、シンプルで、幾何学的な図形を組み合わせつつ色使いもこだわられている。ブロックくずしの気持ち良さが上手く表現されていて感心したのですが、作る上で一番こだわった点はありますか。」という、松隈准教授からの質問に、1人で制作するからこそ統一感のあるデザインの作品が作れるので、今回そこに力を入れたと述べていました。

また、宮崎副社長からは、「プレイしてみて気持ち良かったです。跳弾の玉が自分にあたったらどうなるんだろう?といった点など、ここからもっともっとブラッシュアップするとより良い作品になりそうだなと思いました。」と、これからのクオリティーアップに期待の声もあがりました。

 

 


  優秀賞

ゲームソフト部門優秀賞 BUZZ HAMMER (1).jpg
   作品名 : Buzz Hammer
   チーム名 : KYMI.COME

   ハンマーを振り回して敵を破壊する爽快感のあるゲーム。直観的にできる操作方法になってお 
   り、ゲームが苦手な人でも楽しめるように配慮している。短時間でクリアできるところも 
   特徴で、プレイヤーが何度でも挑戦したくなる様にしている。

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日野社長は、「スマホの作品として、まとまっているなと感じました。最初に遊んだ時は難しいと感じる作品ですが、慣れてくると面白くなっていくゲームになっていますね。手で遊んで触っておもしろい、操作して気持ちいいというのが、スマホゲームのヒットする大事な要素になっていて、この作品はそこがよく考えられているなと思いました。」とコメント。

さらに、ゲームの世界観をサイバーチックにした理由を問われると、
「スマートフォンゲームということで、軽く最適化されたデザインの中で破壊する楽しさや見栄えの良さも維持したかったんです。3Dのモデルをたくさん使う事も考えたのですが、レスポンスが失われてしまうと直感的な操作や手で触っている感触が失われてしまうと思ったので、プログラム的に軽くできるような2Dのデザインの中でも、倒した時に光をちらしたりして破壊している感覚を楽しめるネオンのデザインにしました。」と、説明をしていました。

実際にプレイしてみると、ハンマーもサクサク動き、ストレスなく操作を楽しむことができました!

 

 


<ゲームグラフィック・アート部門>

 

  優秀賞

ゲームグラフィック・アート部門優秀賞 FAKE (3).jpg
   作品名 : FAKE
   作者名 : 伊藤 ひかる

   RPGを想定した、近未来の世界観で作成された作品。アンドロイドに支配された世界を人間が取 
   り返していくストーリー設定。この世界のアンドロイドやメカの総称がFAKEと呼ばれていること 
   と、主人公が自分のことを偽物ではないかと葛藤をするストーリーから作品名をFAKEに設定 
   した。

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スタイリッシュな雰囲気で統一をしているが、個性が目立つ様に性別・年齢・種族・質感などで差をつけていると語った伊藤さん。

プレゼンテーションの後の講評では、松隈准教授より「純粋に絵が上手で、メカの描き方もキャラクターの書き方も魅力的に描かれていますね。キャラクターに虫を使用していますが、虫は好きなんですか?」と質問があり、
「グロテスクな虫は苦手ですが、綺麗な虫は大丈夫です。ゲームのコンセプトとしてニッチであまりないかなと思ったので、虫のキャラクターに決めました。」と、回答していました。

 

 

<ゲーム企画部門>

 


  優秀賞

ゲーム企画部門 優秀賞 ダンメン (2).jpg
   作品名 : ダンメン
   作者名 : 伊神 央人

  主人公がいろいろな物の断面を切って、その中に入り謎を解いたり、敵を倒したりするゲーム。 
  工業デザインの仕事を行う上でヒントを得たもので、立体の認識力を上げていける可能性がある 
  エデュケーショナルな作品。

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山倉社長からの「斬新な発想で、おもしろそうだなと思いました。このダンメンはどういったものにヒントを得て、生み出されたのですか?」という質問を受けて、
「仕事である工業デザインを行う中で、3DのCADデータ を断面図を切りながら解析をしていて、これはゲームとして作ったらおもしろいのではないかという着想から企画書作成に至りました。」とのこと。

また、企画書を手描きにした理由に関しては、3次元のCADデータは見る専門で、手描きの方が、絵を素早く描けるからと語っていました。



第11回福岡ゲームコンテスト 「GFF AWARD 2018」では、Team.SCが制作したVRのゲーム、『SACRED FOUR』が大賞とTSUKUMO賞のダブル受賞という快挙を成し遂げました!
ダブル受賞が決定した瞬間のチームメンバーは、何度も顔を見合わせ、本当にうれしそうな様子でした。

日野社長は総評で、「メンバー3人のコメントを聞いていると、きちんとものを作っている人たちの話になっていて、クリエイターとして一人前感が徐々にでてきているなと思いました。今後もいいものを作って、僕らの業界の仲間になってくれたらなと思います。」と話していました。
受賞されたみなさん、本当におめでとうございます!


どのゲームも個性豊かで、発売されている商品と相違ないくらい完成度が高くなっています。
年々応募作品のクオリティが高くなってきているので、また来年、どんな作品をプレイする事ができるのか楽しみです。

次回、第12回福岡ゲームコンテスト 「GFF AWARD 2019」の開催も決定しております!

   第12回福岡ゲームコンテスト 「GFF AWARD 2019」開催スケジュール   
2018年夏 応募開始
2019年1月末 応募締切
2019年3月 最終審査・表彰式


詳細は福岡ゲーム産業振興機構HPにて随時お知らせいたしますので、チェックしてみてください!


■イベントの様子をまとめたレポートはコチラ
「第11回福岡ゲームコンテスト 「GFF AWARD 2018」開催レポート~イベント編~」

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