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クリエイターズバトン:アルファ・システム/大原知也氏

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株式会社アルファ・システム

企画部デザイン2課・主任(背景)
大原 知也氏

 

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1.今の仕事を始めることになったきっかけ

ファミコン全盛期の頃、夢中になって遊んでるうちに漠然とですがゲーム業界に入りたい気持ちはありました。
小学校5~6年生だった気がします。
ただ当時はデザイナーというより企画の方に興味がありましたね。

それから数年後、高校3年生の時たまたま雑誌で見かけた某専門学校のゲーム科に入学することを決めました。
そこで企画よりもデザイナーを目指す方がゲーム業界に入り易いと説明を受けたんです。
幼少の頃から絵は得意だったので特に抵抗はなかったのですが、それだったら中学、高校の時せめて美術部くらい入っておくべだったなと思いました。
絵が得意といってもアニメや漫画キャラの模写が周りの人よりも上手かった程度だったので・・・(笑)

 

2.どんな仕事をしていますか?

現在は主に背景のモデリングを担当しています。
ただ、入社当時は今のように明確にキャラ、背景といった専門部署に別れていなかったので一通りグラフィックに関する作業は経験した気がします。
その中でも背景が自分の性に合ってるというか、なんかおもしろいかなと思ったんです。
でも実際はデザイナーとして生き残るにはそこに特化するしか道がなかったのが本音だったりもします(笑)
それから10年近くは苦労の連続でした。
同じ絵といっても背景の方はほとんどまともに描いたことも勉強したこともなかったので、とにかく現場で作業をこなして独学で学んでいくしか方法がなかったです。

 

3.私にとっての思い出のゲーム。

ゲームは2本ほど、

一つはFC版「ドラクエⅢ」。
とにかく寝る間を惜しんでやってましたが高確率でバラモス戦後にセーブデータが消えてかなり萎えてました。
もう一つはPCエンジンの「ジャッキーチェン」。
単にジャッキー好きってこともあるのですが、キャラ物の割には中身はしっかりとしててすごくハマってやってた記憶があります。
確か横スクロールのアクションゲームでした。

 

4.最近読んで面白かった本やおすすめの映画はこれ!

本だと「決定版・刑務所の事典」。
何気に幼少時代から興味ありまして現在の日本の刑務所内の実態を網羅してるんです。
マニアックで読み応えありますよ。
当然のことながら一生お世話になりたくないです。
ついでに「実録・女子刑務所のヒミツ」も併せてどうぞ。
どうやら女性の方が同じ罪を犯しても少し刑が軽いみたいです。

映画は2本ほど、

一つは「ドラゴンキングダム」。
ジャッキーとジェット・リーの初競演作品のファンタジーアクション映画です。
二人のバトルシーンは5分程度ではありますが悪くないです(笑)
正直、10~15年くらい前に香港映画として実現してればもっと無茶なスタントアクションとバトルシーンが観れたのではないかと思ったりもします(笑)
気楽に観れる娯楽作品なので是非。

もう一つは「私は貝になりたい」。
戦争映画の中では結構好きな作品になります。
なんというか戦争の残酷さ悲劇さが一番伝わってくるような気がします。
もちろん、「プライベートライアン」や「ブラザーフッド」のようなリアルな戦場を映像化した作品も観た瞬間は伝わってくるのですが、あまり後には残らないというか・・・。
因みに所ジョージ版、ドラマスペシャルの「私は~」の方もお勧めです。
役柄的にはいい意味で所さんの方がしっくりきてましたね。

 

5.ゲーム業界を目指す方へアドバイス

そうですね、「熱意」とか「こだわり」、「根気」などは人一倍もってほしいです。
グラフィックでいうと、デザインがカッコイイとかそういった見栄えのクオリティを上げることももちろん大事ですし大変なんですが、きちんとやって当たり前な作業、精度的な所(ポリ欠け、テクスチャのボケ具合や繋ぎ目のズレ、発色具合の調整など)が意外と地味に苦労するんです。
いくら自分のPC上でいいモノが作れたとしても実機上に出すと大半は思ってもみない結果になることがほとんどなんです。

そういった地味な作業も含め期限内に作り上げてこそプロなので覚悟しておいて下さい(笑)

 

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