株式会社ペガサスジャパン
デザイナー
淵崎 祥子
(1)ペガサスジャパンの製品で、お勧めのゲームソフトを教えてください。
弊社が開発に携わりました2010年2月25日・株式会社タイトーソフト様より発売の「QIX++」は、1981年に発売されたオリジナル版の「QIX」をリメイクした作品であり、XBOX版でダウンロード配信されているものの移植作品でもあります。
基本ルールはオリジナル版を踏襲しつつ、ビジュアル、ボリューム、ゲーム性を大幅にアップさせた作品となっています。
パワーアップした点を挙げますと、XBOX版でダウンロード配信されている基本のモードに、今回新たにプレイできるモードが1つ追加されています。
このモードは、「QIX」の本質部分にある、陣取りという機能を極限まで突き詰めた仕様になっています。
次に、注目して頂きたいのは、今回発売されるPSP版ではXBOX版にはなかったオリジナル版の「QIX」がプレイできるようになっている点です。
オリジナル版もリメイク版もプレイできる。
一粒で二度おいしい仕様なので、ぜひ一度遊んで頂ければ幸いです。
(2)他社の製品で、お勧めのゲームソフトを教えてください。
私は通勤時間が長いので、基本携帯ゲームをすることが多いのですが、今回は、昨年株式会社ソニー・コンピュータエンタテインメント様より発売されたゲーム、PSPタイトルの「ぼくのなつやすみ4 瀬戸内町少年探偵団「ぼくと秘密の地図」」をご紹介させて頂きます。
このタイトルは、ゲームのシステム的にはクリア条件などはなく、子供から大人まで誰でも簡単に遊ぶことのできる作品だと思いました。
幅広い層にうけるゲームを作り出すというのは、とても難しい事だと思います。
また、本編のお話に加えて豊富なミニゲーム、それにグラフックやサウンドも、夏休みという限られた期間を盛り上げる素敵仕様になっていると感じました。
特に、背景グラフィックの細かな書き込み具合は、見習っていきたい部分です。
社会人になってから、長期休暇の大切さをしみじみと感じています。
なつやすみ・・・素敵な響きですね。まだ寒いですが・・・。
特にこの「ぼくなつ4」をプレイしていると、海に行きたくなります!まだまだ、寒いですが・・・。
ちなみに余談なのですが、この「ぼくなつ4」では、弊社が開発に携わりました「QIX」のオリジナルバージョンをミニゲームとして遊ぶ事ができますよ。