株式会社デジタルハーツ
ローカライズマネージャー
樋口 雅敏
(1)現在行っているお仕事の内容を教えてください。
業界歴は18年。洋ゲーパブリッシャー5社の日本支社を渡り歩き、立ち上げや閉鎖など貴重な経験を積んできました。縁あって、現在はデジタルハーツの海外事業部に所属しております。
デバッグのイメージが強いデジタルハーツですが、私が所属している海外事業部は、海外版の言語チェックだけでなく、翻訳やローカライズ、SNSサイトを使ったソーシャルマーケティングまで扱う、少数精鋭のチームです。そのチームの中で、クライアント様からお預かりしたゲームを代表とするコンテンツの多言語間翻訳や、ローカライズと言語チェックのコーディネーションを担当しています。簡単に言うと、デジタルハーツの中で、外国語、外国人に関わるお仕事には、全部首を突っ込んでいる感じです。
現在は、携わるコンテンツもコンシューマーゲームだけでなく、モバイル、オンライン、ブラウザゲームなど、機種やジャンル、言語も多岐に渡っています。デバッグはもちろんですが、ローカライズでも日本人の持つ繊細さや器用さ、バランス感覚を活かした、質の高い仕事をしていきたいですね。
(2)他社の製品で、お勧めのゲームソフトを教えて下さい。
古くは、「Dr.マリオ」や「パネルでポン」などのアクションパズルゲームを一人で黙々とプレイしていました。改めてプレイしてみても両ゲームの中毒性は、今のゲームにも負けていないと感じます。
最近では、「モンスターハンターポータブルG 2nd」ですね。学生時代にゲームショップでアルバイトをしていた経験もあり、遊んだテレビゲームの数は半端無いのですが、それまではマルチプレイといえば対戦ばかりで、初めて協力プレイの楽しさを知ったのが、このタイトルです。PSP本体を修理に出したほど、息子とやり込みました。今から3rdも楽しみにしています。