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【ちえさんぽ】サイバーコネクトツーインターンシップ「接触編」を取材してきました(1)

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皆さん、こんにちは!
GFF事務局の山口千恵です。

今回のちえさんぽは、サイバーコネクトツーで現在行われている「サイバーコネクトツーインターンシップ接触編」に関して取材してきました!

■今回初めての取り組みとなる「接触編」とは?人事担当の大熊さんにお話をうかがってきました。


インターンシップ接触編取材_ポスター.jpg大熊氏:これまでの弊社のインターンシップは、年に4回行っていましたが、期間も4か月と長く、学生の方にとっては少しハードルの高いものになっていました。
弊社では、インターンシップ・人材育成に関して非常に力を入れており「ゲームクリエイターを目指しているけれども、まだまだ技術が足りない」と感じている方や、「ゲームをつくったことはないが、ゲームクリエイターになりたい」というやる気のある学生の方や既卒の方のために、期間を2カ月にし、「接触編」というインターンシップを設けました。ゲームクリエイターとしての技術や、独学では難しい部分をプロが指導し、ゲーム制作に必要な一通りの技術を学ぶことができるとともに、実際にチームでゲームを制作することによって、実際のゲーム制作では不可欠なコミュニケーション能力を身に付けることができます。



―――サイバーコネクトツーでは、通常の採用率より、インターンシップからの採用率の方が高いと伺いましたが。

大熊氏:はい。弊社独自の各種インターンシップや福岡ゲーム産業振興機構が行っているFUKUOKAゲームインターンシップ(以下F.G.I)も含めると、昨年では9人が入社しました。
やはり、弊社のインターンシップに参加いただくことで、弊社の環境や社風などもご理解いただけますし、弊社としても学生様のことを十分に知ることができ、採用しやすいということもあります。


―――ありがとうございました!


■次は実際に「接触編」のインターシップに参加している方々にお話を伺いました。
 現在「接触編」のインターンシップ生は、6名いらっしゃいます。
 私が取材に行った日は、インターンシップ開始からおよそ3週間目でした。

インターンシップ接触編取材_集合写真.jpg
▲上段:山口さん、加藤さん、眞鍋さん
下段:日髙さん、安藤さん、池田さん


■まずは、ゲームデザイナー2名にお話を伺いました。

インターンシップ接触編取材_ゲームデザイナーチーム.jpg
▲ゲームデザイナーのお二人に取材中。


―――なぜサイバーコネクトツーのインターンシップ「接触編」に参加しようと思いましたか?

眞鍋さん:元々専門学校のゲーム学科でキャラクターデザインの勉強をしていましたが、別のデザイン業界に就職をしました。しかし、目指していたゲームクリエイターの夢にもう一度挑戦したいと思っていました。そのときに、このインターンシップのことを知り、今挑戦しないと、今しないと後悔すると思い、退職を決意しました。プロに囲まれて教えていただける貴重な機会だと思い、応募しました。

加藤さん:今沖縄の専門学校のゲーム学科で勉強していますが、最先端の技術を学びたいという気持ちが強かったです。今までゲームを友人たちと制作していましたが、どうしても"学生のゲーム"という見られ方をされていたので、商品として見られるゲームを制作したいと思い、プロに直接指導してもらえるこのインターンシップに参加をする決意をしました。

インターンシップ接触編取材_作業風景.jpg
▲近くで作業をしているので、すぐに相談や指示が出せます。
制作中のゲームはほぼ完成しているように見えますが、まだ3割程度とのこと。


―――加藤さんは今までどれくらいゲームを制作しましたか?

加藤さん:今までチームとして作ったゲームは8作品ありますが、友人と作ったゲームは自分たちが楽しいゲームをつくっていました。しかし、プロの方たちはゲームを遊ぶユーザーの気持ちに目を向けゲームを作っていました。ユーザーに対し、どういう風に伝えるのか、ユーザーの立場になり、シンプル且つ簡潔に伝えることを考え制作するようになりました。



―――ゲームデザイナーが指揮をとってゲーム制作を行っていると思いますが、今後どういったことに注意しながら制作していきますか?

眞鍋さん:今は最初に立てたコンセプトをもとに進めていますが、こういうことをしたいなどアイデアがたくさん出ています。それをうまく取り込み、最初のコンセプトからずれないようにして、完成させたいです。


加藤さん:アイデアがたくさん出ています。しかし、ゲームの面白さを保ちつつ、アイデアをうまくプランに入れていき、妥協をせず常に面白くすることを考え、制作していきます。


■続いて、プログラマー4人に話を聞いていきます。

インターンシップ接触編取材_プログラマーチーム.jpg
▲取材中も、皆さんからやる気や熱意を感じました。


―――なぜ、サイバーコネクトツーのインターンシップ「接触編」に応募しましたか?

池田さん:大学を出て、独学でプログラマーの勉強を行っていましたが、壁を感じて困っていました。その時にこのインターンシップのポスター(※最上部画像)の「技術がなくて困っている」というキャッチコピーを見て、応募を決意しました。技術がなくても大丈夫というような内容かと思ってインターンシップに参加しましたが、実際にインターンシップに参加してみるとむしろ逆で、厳しい叱咤激励の言葉をいただき、高い技術の指導をたくさん学んでいます。プロの方から「ゲームプログラマーにしてみせる」という強い熱意が伝わってきました。

山口さん:昨年のF.G.Iに参加をしていました。専門学校ではアーティスト(デザイナー)として勉強をしていましたが、静止画ばかり描いていて、どうしても自分が描いたキャラクターを動かしたいと思い、プログラマーの勉強を始めました。
どうしてもサイバーコネクトツーで働きたいという思いがあったので、「接触編」で技術の勉強をしたいと思い、参加しました。出身は別ですが、ついに福岡にも引っ越してきました。



―――「接触編」のインターンシップに参加をしてみて、どうですか?

安藤さん:今まで企業が行うインターンシップは敷居が高いと感じていました。実際に「接触編」に挑戦してみて感じたのは、プロの方からの指導の中では技術だけでなく方向性も教えてくれます。自分自身伸ばすところを教えてくださるので、学校では教えてもらえないような、基本的な技術の次を学べる場所だと思います。


インターンシップ接触編取材_ホワイトボード.jpg
―――学校の授業と、インターンシップの違いはありますか?

安藤さん:実際参加してみないと分からないと思いますが、やはり学校の授業とプロでは教わる技術が違います。学校ではゲーム学科に通っていても、プログラマーとして他の職種でも使えるような幅広い知識を教えてもらいます。しかし、インターンシップで教わるプロの技術は、当たり前ですがゲームに特化しています。最初に教えてもらった内容に「面白くないものを作ってどうするの?」と言われました。学校では授業だったのでそのそういった「ゲームとは?」ということは学んでいませんでした。インターンシップは「面白いゲームを作る」と「技術を学ぶ」場所です。



―――インターンシップに参加してのメリットはどこだと感じますか?

安藤さん:メリットは同じモチベーションの仲間がいることです。学校でも一緒にチームを作ってゲーム制作を行いますが、最初10人で作っていたゲームが最終的に2人で作っているようなこともあります。そして、家で作業を行うので、簡単に相談することができません。しかし、このインターンシップでは、近くにチームの皆さんが作業を行っているので、わからないことがあったり、内容を確認したいことがあればすぐに確認できるので、作業の効率がいいです。



日髙さん:学校でゲーム制作を行っているときは自分たちが面白ければいいと思っていました。企画や絵を貰うなどした後は各パートごとの作業になります。しかし、このインターンシップでは今まで知らなかった相手の作業の状況がわかります。他の職種の人と話したり、近い場所で作業をやっているとすぐ話し合うことができます。なので、チームワーク力はすごく高くなると思います。



―――皆さん、ありがとうございました。
今回、サイバーコネクトツーのインターンシップ「接触編」の様子を見て、やはりやる気のある学生方の熱意を感じました。指導しているプロのクリエイター方も高い技術を身につけてもらうため、真剣に指導を行っています。
サイバーコネクトツーのインターンシップの様子はブログでも紹介されていますので、そちらも併せてご覧いただくと、どんなゲームができるのかわかると思います。

インターンシップ接触編取材_プロからの指導.jpg
▲プロのクリエイターからの指導。みんな真剣です。


また、サイバーコネクトツーインターンシップブログでは、なかなか聞くことができない、サイバーコネクトツーの指導担当の方からのメッセージや「心得」などもあります。本当に大切なことが書かれてあり、反響も大きいそうです。また、インターンシップ生のレポートでは、ゲーム制作の過程がよくわかるブログになっています。
まだ読んだことない方は是非、ご一読ください!




今回はここまで。
次回後編をお送りします。お楽しみに♪


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