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FUKUOKAゲームインターンシップBLOG

世界、そして、未来を見据える人たちが、福岡にいます。

GFF加盟企業をはじめとする福岡のゲーム企業の現場に入ってその仕事を体験する、ゲームインターンシップ制度。
ゲーム制作の厳しさ、楽しさを学んで、ゲームクリエイターになるきっかけをつかむ体験をブログ形式で報告します。

算法研究所の最近のブログ記事

こんにちは。算法研究所にインターンシップ参加中の江口です。
前回に引き続き、インターンシップの感想などについてお伝えしていきます。

3週目は「ライフゲーム」というシミュレーションの制作でした。
ゲームと言ってもプレーヤーは存在しません。規則に則った状況の変化を観察します。碁盤状のマス目に幾つもの駒が置かれ、各マスの周囲8マスに置かれている駒の数によって、次の瞬間に駒が残るか消えるか、新しく現れるかが決まります。この変化を全てのマスが同時に行う、という処理の繰り返しです。

IB_算法研究所_江口氏2.jpg
プログラムが出来上がった後は、新しく参加したインターンシップ仲間に対して、内容の説明を行いました。
しかし、コンピュータの動作を考えながらプログラムを組んでいた感覚のままで、細かい部分の説明が先行してしまい、人に対する説明としては分かりにくくなってしまいました。
そのようなことに対して、以下のようなことを学びました。

・プログラムは、コンピュータから見た効率的な動作だけでなく、人から見た読みやすさも求められる
・他の人が読んだとき、あるいは自分が半年後に読み返したとき、その内容を理解できるようにする必要がある
・内容が分かりやすいプログラムを設計するためには、おおよそ全体の流れを掴んでから、徐々に具体的な部分を詰めていく

私は、部分的でもまず具体的にしようと急ぎがちなようで、今後改めていくべきだと知ることが出来ました。

4週目は新しいツールを作成。今回はインターンシップ仲間も並行して制作しました。
同じ目的のプログラムを別々に1から作るという機会は今まで無く、作ったプログラムを見比べてみると「なるほど、こういう方法もあったんだ」など新しい考え方を得ることが出来ました。こうして他人のプログラムを読み、自分の考え方との比較を重ねることで、プログラムの書き方に個性が出るそうです。

以上で、1ヶ月に渡るインターンシップが終わりです。
プログラム勉強に集中して取り組める充実した時間を送りながら、一人では気づかないようなアドバイスなどを頂くことが出来ました。今回の経験を、今後プログラマーとして頑張っていく中で役立てていきたいと思います。

余談になりますが、住宅補助を頂いて1ヶ月間福岡で生活し、住みやすさを身をもって体感しました。
中心部が密集しすぎて息苦しいというほどではなく、広すぎて移動が大変ということもない、バランスが丁度いい都会。博多天神周辺にも、意外と住宅が多いことにも驚きました。またここに戻ってこれるように頑張りたい。改めてそう思いました。

拙い文章でしたが、次回以降のFUKUOKAゲームインターンシップに参加しようという方々の参考になれば幸いです。
ご精読ありがとうございました。

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internship@gff.jp


こんにちは。ゲームプログラマー志望の江口です。

FUKUOKAゲームインターンシップへの参加は、今回が2度目になります。
第1回はデバッグコースで2週間参加させて頂きました。もともと、ゲームを遊びながら仕様を分析することが好きでしたが、ゲーム製作の現場で行われているデバッグを通して「仕事としてのゲーム」に触れることが出来ました。ゲーム製作のやり甲斐や難しさなど、私の人生を変える貴重な経験をさせて頂きました。

その後、プログラムを中心に、「九州ゲーム企画塾」にも通うなどゲーム製作に関する様々な勉強に取り組んできました。そして今回、プログラマーコースとして再び、FUKUOKAゲームインターンシップに参加させて頂いています。このブログを通して、1ヶ月間のインターンシップで感じたこと、学んだことをお伝え出来ればと思います。

まず1日目の課題ではトランプを切って配るプログラムを作り、

IB_算法研究所江口氏1[1].jpg

2日目からはファイルを16進数データとして読み取る、ファイルダンププログラムを制作しました。

IB_算法研究所江口氏1.jpg

1ヶ月かけてゲームを制作するのだろうかと考えていたので、最初は物足りなさを感じました。特にファイルダンプは、何故今更、こんな原始的なプログラムを作るのだろうと思いました。しかし2週目に、ツール作成を頼まれて制作を行いながら、ファイルダンプ制作中に調べていた内容が活きてくるなど、徐々に成果を感じるようになりました。

規模の大きなプログラムばかり作っていると、細かい部分を見逃してしまいがちでしたが、規模が大きくなってもコンピュータを操作する基本的な部分は変わりません。そこまで視線を深く落とし、「何故そうなるのか?」を考えてしっかり理解することの重要さを、改めて感じました。

これで前半が終了です。派手さは無いけれど、じわじわと効いてきています。これまでは算法研究所へのインターン参加者は私だけでしたが、後半からはもう1人加わるということで、互いに競い合い、協力しながら頑張っていきたいと思います。

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