こんにちは!ゲームデザイナー志望の落合です!
FUKUOKAゲームインターンシップに参加して1カ月が経とうとしています。とうとう今日でインターンシップが終了です。あっという間の1ヶ月でした!毎日ゲームについて考えていることが出来る幸福感があり、また自分の知識不足、見解の甘さに頭を悩ませる日々でした。この期間に学んだことは数え切れないほど多く、また今後の課題も見つかりました。
それでは、1ヶ月間私が何をしていたのかをお話しさせていただきます!
ゲームデザイナーとしてミニゲーム集作りをしたのですが、ミニゲームの案出し・仕様書・企画書の作成・How to画面の作成及びゲームで使用する素材制作・音源集め・レベルデザイン・デバッグ作業を行いました。特に私はミニゲーム内で使用する画像素材をたくさん作らせていただきました!
また、自分が集めてきた音が「ぴったり」と言ってもらえた時は心の中でガッツポーズをしました。サウンドもゲームを作る重要な要素であると気づかされました。
レベルデザインに関しては、最初は「難しそう」というイメージを持っていたのですが、プログラマーさんが分かりやすくレベルデザインできるように制作してくれたので、思った以上に制作しやすかったです。どのタイミングでエレメントが降ってきたらいいのか、どういう風にプレイして欲しいのかをイメージしながら数値を打ち込む作業はなかなか楽しかったです。
自分のミニゲームに関して「使い回しのできない素材が多い」と指摘を頂いたのですが、アーティストさんがアニメーションまでしっかり作ってくださいました。実際に動いているモーションを見た時は感涙ものでした!
しかし、その分アーティストさんに負担をかけてしまったことは事実です。なるべく負担のないゲームデザインをするべきだったなと反省しています。
多くの人の協力を経て、このミニゲーム集は完成しました。実際にゲーム制作に関わったことがなかったので、自分が企画したゲームが形になったのは大変良い経験になりました!現場の人の声を聞きながらゲームを作るという貴重な体験が出来て、本当にこのFUKUOKAゲームインターンシップに参加が出来て良かったと思います!!
また、最後の週はコンシューマー用ゲームのアイデアを考えました。
1Pの企画書を制作するところまで詰めたかったのですが、結局最後までアイデア出しの段階で終わってしまいました。
インターンシップ期間中は、ゲームデザイナー指導担当の方から多くのことを学びました。
「自分が本当に作りたいゲームとは一体何なのか」
「アイデア書のためにアイデアを出していないか」
「アウトプットする能力はあるが、肝心のアウトプットする内容が無い」
とても痛いところを存分に突かれました。自分が作りたいゲームって何なのか、それは本当にゲームじゃないといけないのか、自分がゲームデザイナーになるための「核」の部分を考えさせられた一週間でした。
「設定に頼りすぎている」
「アイデア書に詰め込みすぎ(しかも、設定を)」
「外側を取っ払ってしまえば中身のシステムは一緒」
「その設定を使ってどうゲームが変わるのかを意識するべき」
...ゲームデザイナー(プランナー)志望の皆さん、このブログを読んで、どうか私と同じ轍を踏まないようにしてください...!自分の中では革新的なシステムを考えたつもりでも、すでに他のゲームで同じシステムが使われていることも多くありました。世にあるゲームをしっかり調べることはとても重要なことです。このインターンシップの期間中に大変多くのゲームの情報を調べ、多くの知識を得ました。これからはゲームの公式サイトにある「システム」の項目をしっかり見るようにしたいです。
この1ヶ月間で、実に多くのことを学ぶことができました。自分がゲームデザイナーになるためにはどうしたら良いか道筋が見えてきました。FUKUOKAゲームインターンシップが終わった後は、自分に足りないところを勉強し身に着け、日々「何故そうなるのか、
何故そう思うのか」を考えることを意識的にしていこうと思います。
また、プログラマーやアーティストの仕事に関しても情報を集め、一緒に仕事をしやすいゲームデザイナーを目指そうと思います!
そして、今回FUKUOKAゲームインターンシップに参加したメンバーと、またゲーム業界でお会いしたいと思います!そういった仲間と出会えることが出来て本当に良かったです!
最後に、このような貴重な機会を与えてくださった福岡ゲーム産業振興機構の皆様、サイバーコネクトツーの皆様に深くお礼を申し上げたいと思います。
本当にありがとうございました!
<internship@gff.jp>