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FUKUOKAゲームインターンシップBLOG

世界、そして、未来を見据える人たちが、福岡にいます。

GFF加盟企業をはじめとする福岡のゲーム企業の現場に入ってその仕事を体験する、ゲームインターンシップ制度。
ゲーム制作の厳しさ、楽しさを学んで、ゲームクリエイターになるきっかけをつかむ体験をブログ形式で報告します。

番外編~採用担当者に訊くQ&A:エレメンツ/石川淳一氏

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有限会社エレメンツ
取締役社長

石川淳一



FUKUOKAゲームインターンシップでは一次選考、二次選考があります。一次選考では応募用紙である履歴書のようなものと、作品の審査、一次を通過した後は、面接が行われます。
そこで、実際採用に携わっている企業の担当者へ採用のポイントを伺ってきました!

―――エレメンツでは毎回プランナーを募集されていますが、プランナーの採用で一次通過の採用基準やポイントを教えてください。

石川氏:プランナーの職種では、応募の際に企画書をお送りいただいております。1回に40~50くらいの企画書が送られてきて、各企業で審査を行っています。
ですので、1つ1つを厳密に読んでいると、いくら時間があっても足りません。
では、どこを見ているかといいますと、言いたいことがシンプルかつ、適切であるか、そしてぱっぱっぱっとめくって言いたいことが伝わる"見せる企画書"になっているのか、そういった部分で見所のある企画書があれば、そのときに改めで精読するというスタイルでチェックしています。
例えば、紙芝居のように、一番言いたいことがぱっと見ただけで伝わるようになっているかどうかというところです。
見出しで「このゲームの特長」と書いている人がよくいますが、一番大きな文字でこの文章を書くことは大変もったいないです。
それよりも、一番大きな文字で特長そのものを書いたほうが、目を引くと思いませんか?

弊社では、インターン生には企画書は5ページで作らせています。それ以上書くと、一番伝えたいことがぼけてしまうからです。
しかし、最近よく見る企画書は、"仕様概要書"となって、だらだらと長くなっているものが多いです。
たとえば「このボタンを押すとダイナミックな技が出ます」といった操作の説明や「ある村の●●種族である主人公が・・・」みたいな世界観の説明など。


―――では、どういった内容を書けばいいのでしょうか?

石川氏:企画の本質はたった2つなんですよ。
(1)他の娯楽にない、このゲームならではの面白さはなにか
(2)その面白さをわかってくれるのは誰で、その誰はどれくらいいるのか

(1)で言っている「他の娯楽」とは、よく「他のゲームにはない」と書かれてあることがありますが、例えば、ペットの育成ゲームでは、実際にペットを飼ったほうが楽しい場合だってある。そのペットのゲームが他にないからといって安心はできない訳です。あらゆる娯楽と比較をし、このゲームならではの面白さを出す必要があります。
そして(2)で、自分以外にこのゲームのおもしろさを分かってくれる人は誰なのか、客観的な視点で見つめ直す。このターゲットを見据えた視点を持っていないと、企画は成功しません。
ページが限られていると、上の2つのポイントを中心に、自ずと一番伝えたいことは何かを絞って考えるので、まず5ページで企画書を作ってみて、どうしても足りないときに少しだけ増やす、といった考え方をした方がいいですね。


―――二次審査では、面接が行われますが、どういったところをみていらっしゃるのですか?

石川氏:やはりコミュニケーション能力が大切になります。自分の考えていることを第三者へ伝えることができるかということがです。
自分の考えを第三者にわかってもらうために何をすべきかを理解しているか。主観と客観をきちんと切り替えて見ることができるか。他人から意見を聞いたときに、どう判断するかというやり取りなどを見ています。
例えば、面接の際に質問で「何故、こういう風に考えたのですか?」と質問をした場合に理路整然ときちんと説明できるかが大事になります。
また、ゲーム以外で面白いことをやっている人を重視しますね。弊社はプランニングの専門的な勉強を行った人など関係なく、ゲーム以外の切り口を持っている人は注目します。


―――最後に、学生さんが一番聞きたいことかもしれませんが、企画書の書き方を教えてください!

石川氏:ゲームの企画書の書き方の書籍を探してもあまりないと思いますが、ゲームだからといって特別な企画書ではありません。一般的な企画書の本はたくさんあります。まずは一般的な企画書の書き方の本を読んで勉強すること。
企画書なんて、ゲームもゲーム以外も本質は変わらないんですから。
また、説明の図は大事になってきます。ゲームはやはり視覚的に伝えないと理解してもらいにくいですから。
たまに、絵が描けないといって、他のゲームの画像や絵などを使用している方がいらっしゃいますが、お勧めしません。
なぜなら、その画像のゲームのようなもので、新規性がないと思ってしまうからです。
ポンチ絵みたいな簡単なものでもかまいませんから、自分でちゃんと書きましょう。
スキャナーがないという方は、携帯のカメラで自分の絵を撮影し、画像として貼り付けたり、印刷したものにのりで貼り、それをコピーするなど方法はあると思います。


―――ありがとうございました。

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ポスター
第26回応募要項

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