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FUKUOKAゲームインターンシップBLOG

世界、そして、未来を見据える人たちが、福岡にいます。

GFF加盟企業をはじめとする福岡のゲーム企業の現場に入ってその仕事を体験する、ゲームインターンシップ制度。
ゲーム制作の厳しさ、楽しさを学んで、ゲームクリエイターになるきっかけをつかむ体験をブログ形式で報告します。

サイバーコネクトツー/プランナーコース 猪口裕香(最後)

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 こんにちは、プランナー志望の猪口です。FUKUOKAゲームインターンシップを開始して早1ヶ月が経ちました。今日がその最終日です。1ヶ月という短期間でしたが、私が今まで経験したことがないくらいに濃密で充実した時間を過ごすことができました。
 今回はFUKUOKAゲームインターンシップ全日程を通して行ったこと、「アイデア書の作成」と「ブッサシの作成」の2つに分けてお話したいと思います。少々長くなりますが、最後まで読んでいただければ幸いです。

 

 まずはアイデア書の作成について。
 この1ヶ月、私は1冊のノートに考えたアイデアを全て書き留めていたのですが、読み返してみると私のアイデアには共通事項があることに気が付きました。それはすべてのアイデアに何かしらの物語、キャラクター設定、世界観があることです。RPGが主に好きだという嗜好のせいもありますが、それだけでは面白いアイデア、ゲームは生まれないと思います。今、世間には面白い、素晴らしい、感慨深いなど数多の物語が存在し、本屋を巡れば自分が好む世界に出会えることでしょう。ゲームを考える上で重視したいことは物語の展開やストーリーではなく、そのゲームにしかないもの、新しさです。そのことをアイデア書の作成を通して学びました。

 

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 しかし、どれほど長い時間アイデア書を作成していても「新しさとは何か」の問いに対する答えがなかなか見つからず、頭を抱えることが多かった気がします。いまだに見つかりません。新しさとは一体何なのでしょうか。それは1人で唸っているだけでは見つけられない答えだと思います。その問いを投げかけ、一緒に考える仲間が必要であること、またその存在がどれほど心強いものかということもこのFUKUOKAゲームインターンシップを通して学びました。青春ドラマのようだと思うでしょう?でも、これは基本的なことだと思います。「これ、新しくない?」「こんなの考えたんだけど」と他者に伝えることで、「もっとこうしたほうがいい」などと発想はさらに広がるのです。ゲームを作る上でもコミュニケーションは大切ですね。

 また、アイデア書を作成する上で力になることは自分の知識量です。これは私の無知を痛感したところでもあります。今、世の中にどのようなゲームが出回っているのか、それをどれだけ把握しているかは新しさを追い求める際の判断材料になります。
 これを受けて、私の当面の課題はたくさんゲームをすること、本を読むことですね。単純に遊ぶだけじゃないですよ。いろいろと思考を巡らせながら、作業していきたいと思います。

 

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 次にゲーム「ブッサシ」の作成ついて。考えたアイデアが実際にゲームとして動く、これは私の人生で初めての体験でした。本当に貴重な体験をさせていただいたと思っています。立案、支援してくださったサイバーコネクトツーの方に感謝します。

 さて、ブッサシの作成の流れは先日までのブログで紹介していましたが、プランナーとしては自分の未熟さを痛感するものとなりました。仕様に穴が多かったのか、画面上での文字の位置やステージのつなぎ方などにプログラマーが戸惑う場面が数回あり、その度に新たに指示を出してその場を乗り切るということが目立ちました。事前にどこまで深く掘り下げて考えておくかはプロジェクトによって様々ですが、考え付く限りどこまでも考えていたほうがいいかもしれません。途中の仕様変更はプロジェクトの進行に大きな影響を及ぼすものです。頻繁に確認を行い、意思疎通を図るべきだと思います。

 苦難はあったものの、「ブッサシ」は完成しました。やり遂げたこと、これが1番の成果だと思います。一週間という短い制作期間、完成するかと常に心配していました。
 完成後、社員の方にも「ブッサシ」で遊んでいただいたのですが、もっとチープなものが出来上がるかと思ったと言われたときは深くうなずいてしまいました。「一週間でゲームができるなんて」と、どこか半信半疑だったところがあるのかも知れません。しかし、6人の「やってやる」という気合い、根性が「ブッサシ」を完成へと導いたのだと思います。もちろん気合いと根性という精神的なものだけではなく技術力も必要ですが、それでもやはり最後は気力です。
 特にプランナーは考えることが仕事ですから、常に課題に向き合って一生懸命に頭を使うことが大切ですね。制作最終日の皆の声の掛け合いは、まさ【チーム・ブッサシ】といった雰囲気でした。

 

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IB_サイバーコネクトツー_猪口氏7[1].jpg 今回のFUKUOKAゲームインターンシップを通して、私は他人のために何かをすることについて深く考えさせられました。他人というのはつまり、企画・制作したものを実際に使ってくれるユーザー様、そして制作をしていく仲間のことです。1人では考えることしかできない、考えさえもまとまらないかもしれない。けれど、喜んでくれる人や仲間がいれば、考えることにやりがいや楽しみを見出せる。誰かのためにという概念はプランナーという職種のやりがいになるのではないかと思います。

 本当に実になる1ヶ月でした。このような機会を与えてくださった福岡ゲーム産業振興機構様、そしてサイバーコネクトツーの皆様に深くお礼申し上げます。

 本当にありがとうございました。

 

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