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FUKUOKAゲームインターンシップBLOG

世界、そして、未来を見据える人たちが、福岡にいます。

GFF加盟企業をはじめとする福岡のゲーム企業の現場に入ってその仕事を体験する、ゲームインターンシップ制度。
ゲーム制作の厳しさ、楽しさを学んで、ゲームクリエイターになるきっかけをつかむ体験をブログ形式で報告します。

サイバーコネクトツー/デザイナーコース 豊田美喜子氏(最終)

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こんにちは。
サイバーコネクトツーでインターンシップ参加中の豊田です。

前回ブログを書かせて頂いてから、はやくも一週間が過ぎました。
今回も、私のインターンシップでの生活について書かせていただきたいと思います。

今週は前回制作していた宝箱の制作が無事に終わり、ついにチーム制作に入りました!

インターン生全員で指導担当の方から与えられたジャンルのゲームを完成させるのが、
チーム制作の最終目標です。ゲームのお題は「3Dアクションパズル」になりました。

チーム制作初日は、各自が自由に考えた「3Dアクションパズルゲーム」の発表を行いました。私はインターンに参加するまで、チーム制作はおろか、ゲームの案出しすらしたことがなく、話し合いの最中は、何をどうすればよいかわからなくて戸惑ってしまいました。

私が発表したゲーム案も、ゲームとして成り立っておらず、他のインターン生のみんなに盛大に突っ込まれてしまいました。自分のアイデアがいかに穴だらけか思い知り、すごく反省しました。

この日は結局全員が持ち寄った案をうまくまとめることができず、話し合いを翌日に持越すことになり「各自、もう一度よくアイデアを練り直してくる。」ということで話し合いは終了しました。
自分も、他のインターン生の出したアイデアを参考にしながら、あたらしくゲーム案を考え直し、翌日のプレゼンに挑みました。

2日目のプレゼンでは、各々がきちんとアイデアを練り直してきたり、前日の話し合いの反省を踏まえて進行を行ったおかげでスムーズに話し合いが進み、無事制作するゲームを決めることができました。

そうして、考えた案を実際にゲームにする作業が始まりました。
まずアーティストのなかで、それぞれが担当する部分を決め、締め切りから逆算したスケジュール立てました。

私はインターフェイスの担当です。
インターフェイスとは、プレイヤーに操作方法などを画面上で説明する物で、
具体的にいうとスタート画面や武器選択、ステータス画面などにあたります。

私はまずはじめに、ロゴの制作から始めたのですが、そこからすでにつまづいてしました。いくつか自分で案を考え、それを他のアーティストの方にみてもらい、選抜した数点をブラッシュアップして、社員のかたに見て頂いたのですが、結局すべてボツになってしまいました。

理由は、ロゴから「このゲームは一体どういったゲームか」というのを説明しきれていなかったからです。見ていただいた社員の方に『ロゴはゲームの顔。ひと目でそれがどんなゲームか理解できるくらいでないといけない』と教えて頂き、ナルホドと思いました。

「プレイヤーにわかり易く」という当たり前のことが、できていなかったのだなと、またまた反省することになりました。それからは、とにかく「プレイヤーにわかり易く」を第一にデザインを考えるようにしたので、はじめに考えていたものよりもいいロゴに仕上げることができました。

<ロゴ案出し>
IB_cc2_toyota2.jpg
<ロゴ修正版>
 
それから他の部分の制作に入ってからも、出来るだけ沢山のひとに見てもらい、意見をいただくようにしました。インターフェースはとくにプログラムと密接に関係してくる部分なので、プログラマーの方にも沢山質問させてもらいました。
相変わらず、つまづくことはありましたが、一人で考え込まず回りに相談できたので悩む時間が短縮できたように思います。こういったコミュニケーションが、チームで制作するうえで重要なことなのだなと感じました。

私は、個人的な都合で他のインターン生のみんなより早くインターン期間が終了してしまいます。なので、残りの日数も完成度をあげるために努力したいと思います。

また、私のブログはこれが最期になりますのでインターンの総括も簡単にさせていただきます。

このインターンの間、社員の方には課題作品だけでなく、自分のポートフォリオ(作品集)なども見て頂いて沢山アドバイスをいただきました。

私の作品は、似たようなテイストの絵ばかり入っていたので「もっと幅広いテイストの作品を制作するべき」と注意していただいたり、「もっとリアル系の絵を練習したほうがいい」というような具体的なアドバイスもしていただきました。

他にも、作品を制作する上で気をつけていること、どうやってアイデアを出しているか、どうやってこの会社に入ったのかといったようなインターンでしか聞けない貴重なお話をたくさん聞かせていただきました。

そして、インターン生のみんなにも、たくさん助けてもらいました。
いままで、他の職種(プログラマー・ゲームデザイナー)のかたと関わることがなかったし、ずっと一人で制作をしてきたので、今回のチーム制作は本当に新鮮で楽しかったです!

長いと思っていたインターンシップが、本当に一瞬で過ぎ去ってしまってとても残念です。

一ヶ月弱という短い期間でしたが、本当に沢山のことを学ばせていただきました。
3Dソフトの扱い方、作品を制作する上での心構え、チーム内でのコミュニケーションのとり方、社会人としてのマナーなどなど、言い出したらキリがありません。
忙しい中、指導をしてくださった社員の皆様と、支えてくれたインターン生のみんなには本当に感謝しています。もっともっと、ここで学びたいと思うほど充実したインターンでした。

以上で私のインターンの報告は終わります。

私の拙いブログを最後まで読んでくださってありがとうございました!
こちらをご覧になっているということは、あなたも少なからずゲーム会社に興味をもたれているのではないでしょうか。それならば是非インターンシップに参加してみてください。無駄な時間なんてない!といっていいくらい充実した日々が送れると思います。

私も、何でもできるマルチアーティストを目指して、今後より一層がんばっていこうと思います。
最後までお付き合い頂きありがとうございました。

IB_cc2_toyota2[4].jpg

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