こんにちは!デザイナー志望の長沼です。
PlayArt Fukuokaでのインターンシップも3週目を迎え、リラックスして作業をさせていただいています。
私やPlayArt Fukuokaの概要については、前回の記事を見ていただけたらと思います!
インターンシップ1週目は、『LINEスタンプの作業工程』を
練習や実践を通して経験させていただきました。
そして、インターンシップ2週目では、実際に今後販売される予定の
LINEスタンプの線画・カラーリングを中心に制作をさせていただきました。
今回は、このインターンシップ2週目のお話を書かせていただこうかと思います。
LINEスタンプは日頃もよく使用するので、作業の一つ一つが私にとってとても貴重な体験でした。
私が今回制作させていただいたのは、実際に今後販売される予定のLINEスタンプの為、
作業には一つ一つ丁寧な気配りが必要になります。
普段パソコンで絵を描いている人はわかるかもしれませんが、
線画?カラーリング??という方は知っていただくきっかけになればと思います。
■LINEスタンプ制作の流れ
それでは、線画・カラーリングの話の前に前回のブログでさらっと説明させていただいた、
スタンプ制作について話そうと思います。
スタンプ制作は主に【ラフ(アイデア)→線画→カラーリング→エフェクト】の順で制作していきます。
一連の流れを主に1人で担当することもありますが、
代案含め40個以上のスタンプを制作する時もあるため、
多くは複数人でLINEスタンプの制作を行っています。
しかし、部署内でラフ担当・線画担当などが存在しないのがPlayArt Fukuokaの特徴です。
各スタンプによってカラーリングとエフェクトのみ担当するということもあれば、
ラフからエフェクトまで担当することもあるのです。
そしてラフ(アイデア)制作には2パターンあります。
それは「一からスタンプを描き下ろす場合」と
「原作内の既存の絵を、ほぼそのままスタンプにする場合」の2つです。
前者は、デザイナーさんが一つ一つ既存資料を見ながらスタンプを描き起こして行くことを言います。
後者、は漫画やアニメなどの既にある資料からスタンプにあった場面を選抜し、
制作していくことを言います。
後者の制作については前回のブログで描いた通りですが、今回は他の社員さんが制作したラフを元に、
「一からスタンプを描き下ろす場合」を経験させていただきました。
それでは、本題の線画・カラーリングのお話をさせていただきます。
(※インターンシップで制作したLINEスタンプは今後販売される予定があるため、
下記の画像はインターンシップブログの説明用に長沼が個人的に制作した画像になります。
至らぬ点はあると思いますが、ご了承ください。)
■線画~カラーリングの流れ
1、デザイナーさんが描かれているラフを元に、線画を制作していきます。
線画は見本(既に完成している他のカットや原作資料)通りに制作しなくてはいけません。
原作の絵柄・雰囲気を損なわないようにし、またスタンプに統一感を出す為です。
例えば、見本が劇画タッチの場合、LINEスタンプも劇画タッチで描かなければいけないと
デザイナーさんに教えていただきました。
2、次にその線画に色をのせていきます。これがカラーリングです。
カラーリングは好きな色を塗るのではなく、見本と同じ色を使って塗って行きます。
この時、影の載せ方も気をつけることが大事です。
影の入れ方・ハイライトの入れ方など「見本と同じだろうか?」としっかり見比べながら塗っていきます。
また、LINEスタンプを使ったことがある人は知っていると思いますが、
スタンプは絵の部分以外(背景)が透けています。
つまり、色がある部分は完璧に塗れていなくてはならず、
逆に背景は完璧に透明化されていることが大切です。
塗り残りや、背景の消し忘れがないように気を使っていきます。
3、最後にこのようにエフェクトをつけてスタンプ一つが完成になります。
そして全部のスタンプが完成するとクライアント様へ提出する為のデータに変換していきます。
当然、提出期限があるので、制作する上で早さは重要です。
見本と、消し漏れ・塗り残しがないかを丁寧に確認しながらも、
スピードも意識することが大切だと2週目では知ることができました。
日頃好きなように描いている絵と違い、LINEスタンプ制作は、見本を常に観察しながらの制作になります。
観察しながら、丁寧に一つ一つのスタンプを制作することはとても気を使いますが、
その分、制作したLINEスタンプを実際に使用してくれるユーザー様がいるのだと思うと
頑張る事が出来ます。
またインターンシップでのスタンプ制作にはデザイナーさんからの細かいチェックも入ります。
PlayArt Fukuokaでのインターンシップは実践形式なので、毎日が勉強になり、
また日々のスキルアップを感じています。
次回で私のブログの更新は最後になります。
少しでもPlayArt Fukuokaのことを知れるよう、残りのインターンシップも気を引き締めて、
また楽しんで行っていきたいと思います。
【関連ブログ】
【2014春】PlayArt Fukuoka:デザイナーコース 長沼里美さん(1)
【2014春】PlayArt Fukuoka:デザイナーコース 長沼里美さん(最終)
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■FUKUOKAゲームインターンシップ TOPページ
■PlayArt Fukuoka ホームページ
PlayArt Fukuokaでのインターンシップも3週目を迎え、リラックスして作業をさせていただいています。
私やPlayArt Fukuokaの概要については、前回の記事を見ていただけたらと思います!
インターンシップ1週目は、『LINEスタンプの作業工程』を
練習や実践を通して経験させていただきました。
そして、インターンシップ2週目では、実際に今後販売される予定の
LINEスタンプの線画・カラーリングを中心に制作をさせていただきました。
今回は、このインターンシップ2週目のお話を書かせていただこうかと思います。
LINEスタンプは日頃もよく使用するので、作業の一つ一つが私にとってとても貴重な体験でした。
私が今回制作させていただいたのは、実際に今後販売される予定のLINEスタンプの為、
作業には一つ一つ丁寧な気配りが必要になります。
普段パソコンで絵を描いている人はわかるかもしれませんが、
線画?カラーリング??という方は知っていただくきっかけになればと思います。
■LINEスタンプ制作の流れ
それでは、線画・カラーリングの話の前に前回のブログでさらっと説明させていただいた、
スタンプ制作について話そうと思います。
スタンプ制作は主に【ラフ(アイデア)→線画→カラーリング→エフェクト】の順で制作していきます。
一連の流れを主に1人で担当することもありますが、
代案含め40個以上のスタンプを制作する時もあるため、
多くは複数人でLINEスタンプの制作を行っています。
しかし、部署内でラフ担当・線画担当などが存在しないのがPlayArt Fukuokaの特徴です。
各スタンプによってカラーリングとエフェクトのみ担当するということもあれば、
ラフからエフェクトまで担当することもあるのです。
そしてラフ(アイデア)制作には2パターンあります。
それは「一からスタンプを描き下ろす場合」と
「原作内の既存の絵を、ほぼそのままスタンプにする場合」の2つです。
前者は、デザイナーさんが一つ一つ既存資料を見ながらスタンプを描き起こして行くことを言います。
後者、は漫画やアニメなどの既にある資料からスタンプにあった場面を選抜し、
制作していくことを言います。
後者の制作については前回のブログで描いた通りですが、今回は他の社員さんが制作したラフを元に、
「一からスタンプを描き下ろす場合」を経験させていただきました。
それでは、本題の線画・カラーリングのお話をさせていただきます。
(※インターンシップで制作したLINEスタンプは今後販売される予定があるため、
下記の画像はインターンシップブログの説明用に長沼が個人的に制作した画像になります。
至らぬ点はあると思いますが、ご了承ください。)
■線画~カラーリングの流れ
1、デザイナーさんが描かれているラフを元に、線画を制作していきます。
▲ ラフ
▲ 線画
線画は見本(既に完成している他のカットや原作資料)通りに制作しなくてはいけません。
原作の絵柄・雰囲気を損なわないようにし、またスタンプに統一感を出す為です。
例えば、見本が劇画タッチの場合、LINEスタンプも劇画タッチで描かなければいけないと
デザイナーさんに教えていただきました。
2、次にその線画に色をのせていきます。これがカラーリングです。
▲ カラーリング
カラーリングは好きな色を塗るのではなく、見本と同じ色を使って塗って行きます。
この時、影の載せ方も気をつけることが大事です。
影の入れ方・ハイライトの入れ方など「見本と同じだろうか?」としっかり見比べながら塗っていきます。
また、LINEスタンプを使ったことがある人は知っていると思いますが、
スタンプは絵の部分以外(背景)が透けています。
つまり、色がある部分は完璧に塗れていなくてはならず、
逆に背景は完璧に透明化されていることが大切です。
塗り残りや、背景の消し忘れがないように気を使っていきます。
3、最後にこのようにエフェクトをつけてスタンプ一つが完成になります。
▲ 完成
そして全部のスタンプが完成するとクライアント様へ提出する為のデータに変換していきます。
当然、提出期限があるので、制作する上で早さは重要です。
見本と、消し漏れ・塗り残しがないかを丁寧に確認しながらも、
スピードも意識することが大切だと2週目では知ることができました。
▲ デザイナーさんに指導してもらう長沼
日頃好きなように描いている絵と違い、LINEスタンプ制作は、見本を常に観察しながらの制作になります。
観察しながら、丁寧に一つ一つのスタンプを制作することはとても気を使いますが、
その分、制作したLINEスタンプを実際に使用してくれるユーザー様がいるのだと思うと
頑張る事が出来ます。
またインターンシップでのスタンプ制作にはデザイナーさんからの細かいチェックも入ります。
PlayArt Fukuokaでのインターンシップは実践形式なので、毎日が勉強になり、
また日々のスキルアップを感じています。
次回で私のブログの更新は最後になります。
少しでもPlayArt Fukuokaのことを知れるよう、残りのインターンシップも気を引き締めて、
また楽しんで行っていきたいと思います。
【関連ブログ】
【2014春】PlayArt Fukuoka:デザイナーコース 長沼里美さん(1)
【2014春】PlayArt Fukuoka:デザイナーコース 長沼里美さん(最終)
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