こんにちは。FUKUOKAゲームインターンシップにデザイナーコースで参加した丸山瑞月です。私はこれまで2Dデザインを独学と大学などのカリキュラムで学んできました。
インターンシップでは、株式会社システムソフト・ベータ様にて2Dデザインのワークフローの体験ができることとなり、10日間で合計3点の2Dイラストを作成しました。
ゲームインターンシップブログではこの内容について紹介したいと思います。
2Dイラストの制作は、
【アイテム】ラフ→チェック→清書→チェック→完成
【キャラ】ラフ→チェック→線画→チェック→着彩→チェック→完成
の流れで行います。
チェックアップでは、担当の方から想像以上にしっかりとした赤入れや複数回の指示をいただき、ここまでしてくださるとは思っていなかったので本当に感謝の気持ちでいっぱいでした。
1日目~2日目
アイテムイラストの作成です。この日は厚塗りで宝箱を描きました。
まず、指示書を見て絵柄・塗り方などを合わせながらデザインを考えていきます。
デザインは世界観に合わせていれば自由だったため、私は指示書に載っていたイラストの装飾から発想し考えました。
仕上げを調整すると輝くようなイラストに見違えて良くなります。
このイラストでは遠近感とライティングの調節、質感の重要性などを学びました。
3日目~8日目
次に、キャライラストを制作しました。
キャライラストでは女の子の顔をかわいくする・身体や服のサイズ感の修正を特に深く修正しました。
さらに武器を持ったイラストだったため、自然な武器の持ち方や武器の傾きの調整など現実的に正しいイラストに修正していきました。
キャライラストは絵柄に合わせた自然なポージングを描くのが難しかったですが、担当の方が何度も修正指示を考えて下さりとてもかわいいイラストに仕上げることができました!
また、最も絵柄に合わせるということが顕著に出やすいので、絵柄合わせの方法について学びました。
8日目~最終日
最後に、少し早く作業が終わったため追加でアイテムイラストを制作できることになり、剣と盾を描きました!
こちらもデザインを考え、絵柄に合わせて描きました。
このイラストでは、エンボスの追加・見栄えがするアイテム作りについて学びました。
剣と盾はゲームらしいモチーフなのでゲームイラストらしさを感じられました。
自分の制作物は自分では違和感やより良く見せるための修正方法が分かりづらい時もあります。
今回、現場で活躍する方の的確な指摘で何度も赤入れしていただいたので、具体的な改善方法が驚くほどはやく分かりました。ちょっとした部分でも修正前のイラストと比べると本当に良くなっていて感動です。
最終的にはどのイラストも満足いくクオリティの作品が制作できたと思います!
オンラインでの開催だったので遠方に住む私も気軽に参加できましたが、現地での開催だとまた違った体験になるのだと思います。
しかしオンラインでも時間があっという間に感じられるくらいの迅速さと丁寧に対応していただいて、とても充実していました。
10日間とはいえ今までさらに短期のインターンシップにしか参加できなかった私にはとても楽しく、やはり一週間を超える日数だと体験できることも多くレベルアップにつながりました。体験する前は日数を多く感じていましたが、本当にすぐ終わってしましました。
今回のインターンシップで実作業に近い制作を体験できたことで、仕事としてゲーム業界に関わりたいという気持ちが一層強まりました。
この期間で学んだことは本当に多かったです。
見つかった課題を改善していきながらこれからも能力を高め、ゲーム業界で働けるよう努力を重ねていきます。