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FUKUOKAゲームインターンシップBLOG

世界、そして、未来を見据える人たちが、福岡にいます。

GFF加盟企業をはじめとする福岡のゲーム企業の現場に入ってその仕事を体験する、ゲームインターンシップ制度。
ゲーム制作の厳しさ、楽しさを学んで、ゲームクリエイターになるきっかけをつかむ体験をブログ形式で報告します。

【2022年夏】ガンバリオンでインターンシップ!(4)

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こんにちは。福岡デザイン&テクノロジー専門学校のスーパーゲームクリエーター専攻3年本田敬亮です。
今回のFUKUOKAゲームインターンシップでプログラマーとして参加させていただきました。私は普段から専門学校でゲームの製作を行っているのですが、実際にプロとして活動している方たちから、指導をいただく貴重な機会を逃すことはできないと思い応募しました。

インターンシップのテーマは「ゲーム制作におけるプロの問題解決手法を学ぼう」でした。活動としては現場で起きた実際の問題をもとにグループディスカッションを行い最も効果があると思う案を各グループ発表し、社員の方に講評をして頂くというものでした。

プログラマー5.png

まず前提となるゲームは以下のようなものです。

・オープンワールドで広大なフィールド
・ロードを挟まない
・NPCや建物、草木など膨大なオブジェクトが配置されている。

これらを踏まえて実際に起きた問題にグループで取り組みました。
まず1つ目の問題がカメラ外のオブジェクトなどをすべて表示しているので、膨大な処理負荷がかかっていることについてでした。
これは満場一致でカメラ外のオブジェクトを描画しないようにすることで処理負荷軽減をするということでまとまりました。まだチームメンバーと完全に打ち解けたわけではなかったので、言葉の距離感や今まで学習してきたことなどの理解に努めました。

2つ目の問題が、ランドマークという多数のオブジェクトが存在する主要エリアの、ロードが重なる地点に立った時、ロードされるデータが多く、メモリが圧迫されるというものでした。私たちの最終的な案は当たり判定などの遠くにいるときに不要な処理を取り除くというものでした。

プログラマー6.png

この問題が私にとって最も印象深かった問題です。なぜならこの問題の解決法は「ロードする建物などの情報を減らす」や「そもそも3つのランドマークのロードが起こらないよう各地点を離す」などの他職種の方たちに協力いただく、というものだったからです。
これは学生の私にはない新たな視点でした。私は最初からプログラムの面での解決法を考えていましたが、この問題で「現場の制作はプログラマーだけで行うものではない」という当然のことを改めて気づかされました。

3つ目の問題は細かいオブジェクトを配置した際に当たり判定がすり抜ける瞬間があるため滑らかに走れないというものでした。私たちのチームは当たり判定を別に作るという案を出しました。

この案は内心で自信をもって出したものだったのですが、講評は「オープンワールドでいちいち当たり判定を別に制作するのは非常にコストがかかるため推奨はされない。」といったものでした。
実際に行った対策としては架空の足場を作ることで、地面に隙間があっても判定をとられず、また多少の段差でも滑らかに動くことができるようになるというものでした。
この講評と解決策を聞いた際にも私は自分の視点の狭さに気づかされました。私はオープンワールドでの制作コストという部分を考慮できていなかったのです。

プログラマー7.png

3つのグループディスカッションを経て得た感想は、ただ最善のプログラムを目指すのではなく、より多角的な視点をもってゲーム制作に取り組むことでより作品の完成度は高くなっていくということでした。これは学校の制作にも活かしていきたいです。

最後の活動はプログラミングダンジョンというアンチパターンや論理的な問題全10問を解くのグループワークを行いました。
ただのクイズというだけでなく以下のようにゲーム性が持たされていました。

ルールは以下の通りです。

・1階につき1問
・問題に間違えるとHPが1減る
・HPは10
・5分以上かかった階はスキップすることができる
・スキップにはHPを3消費する

プログラミングダンジョンでは間違いを恐れた結果、発言を萎縮してしまったり、はっきりと発言をできず無駄に時間を消費してしまったりと後悔の多い結果となりました。
他のチームもほぼ同じ横並びの進捗だったことを考えると、もしあそこで違う言い方をできていればと考えてしまいます。
チーム制作での自分の弱点に気づけたと思い、今後に活かしたいと思います。

プログラマー8.png

今回のインターンシップでは「プロの現場の問題解決の為の思考」という貴重な考え方を学ぶことができました。
お世話になったガンバリオンの社員の皆様、GFFインターンシップの皆様本当にありがとうございました。

ポスター
第27回応募要項

2022年10月

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