九州産業大学芸術学部デザイン学科の井手 匠です。
前回に引き続き、インターシップで学んだことをレポートします!
学校での授業とプロの現場の違い
先週行った準備を経て、今週からは"実際の機材できちんと動作するもの"の制作に取り組んでいます。

最初に比べ、社内での作業にも段々慣れ、皆さんがどのような会話をしているのか興味を持つようになりました。すると、説得力やユーザーの気持ちなど、学生の間では考えもしない事について、納得いくまで話し合っていることに気づきました。
学校では、他の学生よりも良い作品を作り、先生に評価してもらい、学内での評価が全てでしたが、プロの現場で求められるものは世間での評価です。
NPCの配置やイベントが起こる想定、スケール、どういう風に使われるのか、ユーザーの事を一番に考えて制作していました。
実機に出して、世の中の人に遊んでもらえるゲームを作る。そのためにはまず遊ぶ人の気持ちを考えること、それには何が必要でどんな風になるのか?そうするとおのずと説得力もでてきて、より良いものが出来る。

(作成したものをチェックしてもらうレビュー会の様子)
学内での評価と世間での評価、まったく違う世界を体験できてすごく良かったです。
最初に感じた時よりも、プロの凄さをより実感しました。
インターンシップを終えて
一番はやはり、ゲーム制作への考え方が変わったことです。
作業効率や基本的な技術のレベルアップはもちろん、もっと根本的な考え方の違いを学べました。自分の評価の為じゃなく、一つのゲームを遊んでもらい、ユーザーから評価をもらう。ゲーム作りで一番大切な事を学びました。
そして、今までは一人で作る事が多かったのですが、良いゲームを作るには色々な人と協力しなければならず、その為には、コミュニケーションもしっかり取らなければいけないという、事も教えていただきました。

(お昼には他セクションのスタッフとも交流!)
これからは、インターシップでの経験を生かし、ユーザーを意識したゲームを作っていきたいです!
学生の間に、なかなか体験できない貴重な時間をすごせて、本当に良かったです。
最後に、僕は福岡県に住んでいますが、ここ数年、福岡がゲームの街に変わっていっていることが実感でき、とても誇らしいです!
最後に、僕は福岡県に住んでいますが、ここ数年、福岡がゲームの街に変わっていっていることが実感でき、とても誇らしいです!