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FUKUOKAゲームインターンシップBLOG

世界、そして、未来を見据える人たちが、福岡にいます。

GFF加盟企業をはじめとする福岡のゲーム企業の現場に入ってその仕事を体験する、ゲームインターンシップ制度。
ゲーム制作の厳しさ、楽しさを学んで、ゲームクリエイターになるきっかけをつかむ体験をブログ形式で報告します。

【2017春】ガンバリオンでインターンシップ!(3)

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第22回 FUKUOKAゲームインターンシップのプランナーコースに参加させていただきました、バンタンゲームアカデミーの川島良介です。

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私は将来ゲームプロデューサーを目指しています。プログラマー・プランナー・ディレクターと経験を積むために、その夢に至るまでの1歩として今回のインターンシップに応募させていただきました。

川島、福岡に立つ!!
人生で初めて福岡県にお邪魔しました。2週間でしたが、凄く住み心地がよくて私は好きです。中心地はビルが多いのですが、見通しが良くてとてもいいです。空港と街までが近いのは驚きでした。ある意味交通の便がいい!

和泉さん「ここがガンバリオンのオフィスです。」
ゲーム会社のオフィスに入るのは初めてではありませんが、やはり独特の雰囲気だと思いました。静かながら、相談すれば自分のことのように悩んでくれるみなさん。本当にありがとうございました。そして、ふとしたタイミングですれ違ったりする山倉社長、たくさんの人にお世話になった2週間の始まりです。

鶴元さん「じゃあカードゲームを作ってもらいます。あっ、大人数で遊べるやつね」
さて、今回の課題です。カードゲームで大人数。オリジナルのカードゲームを作りたい...でも大人数で遊ぶとなるとルールはなるべく簡潔に。カードゲームであまり遊んでこなかった私にとって、とても考え込む課題となりました。対戦型にしたいけど、それだとルールが...どうしよう。の毎日でした。

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ガンバリオンさんにはリフレッシュルームという部屋があります。お菓子が並べられていて、ついつい手を伸ばして食べていました。糖分補給は大事。チョコパイばかり食べていました。みなさん気さくに話しかけてくださって始めは緊張していましたが、徐々に緊張も少なくなり気を楽にしてゲーム制作に当たることができ、相談のしやすい環境ですごく助かりました。

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芳賀さん「例えばそのゲームを全く知らない人が説明読んだ時ってどうかな」
話は戻りましてゲーム制作です。この2週間の間に私がゲームのシステムを思い切って変えた回数は5回。制作した草案書の枚数7枚。2日に1枚は制作しているようなペースですが、それくらいシステムやルールが定まらずに苦労しました。
どうにかしてロールプレイング的な要素を残しながらも、簡単なゲームはできないのか。頭を抱える毎日です。とにかく悩んで、書き換えて、意見もらって、書き直して作り直しての繰り返しです。
そこでもらった一言「大人数って言葉に囚われすぎじゃない?外から見ている人が、なにしているのかわからないゲームって敷居が高いかもしれないね」という言葉です。確かにそう思いました。作っていて自分が面白いと思ったものが売れるわけじゃない。ゲームの面白さについて考える言葉になりました。学校で勉強のできないことの1つだと実感しました。次の私の課題は、見ている人も楽しめるようなゲームです。

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椎名さん「遊ぶたびにシステムが一新されていていいね」
2日に1度、作ったゲームをたくさんの人に試遊して頂きました。一緒にプランナーとして来ている他の2人とは、システムを変えるたびに試遊しました。1人だったら限界を感じていたかもしれませんが、何度も試作しては遊んでもらって、意見をもらうことができ、とてもいい勉強と体験になりました。ゲームを考えるだけで2週間を使ったことが始めてでした。

岡田さん「今までよりシンプルになって分かりやすいし面白い」
私が制作したゲームは"タワーダイス"というゲームです。

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手札から1枚カードを決めてダイスを振る。カードに書いてある数字とダイスの目をかけた値をタワーにダメージとして与えることができ、24以上のダメージをタワーに与えると爆発します。3回タワーを爆発させるか、1回24丁度のダメージで爆発させれば勝利となるゲームです。
いかに自分の順番で爆発させることが出来るか戦略も必要ですが、ダイスで運要素を追加することで、誰でも何度でも楽しめるように調整しました。

このゲームに至るまでの道のりが長かった。始めは、対戦型の1vs1vs1vs1のようなカードゲームで武器カードや防具カードがあったりして...それはもうごちゃごちゃしたルールでした。それをどう削るか。削ったうえでどう面白くしていくのか。このカードゲームの面白いところはどこなのか。私が個人的に立てた課題"見ている人も楽しめるようなゲーム"にするためにはどうすれば良いのか。こうして完成したタワーダイスを最終日に発表させていただきました。


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「面白かった」「見ていても盛り上がる」そんな言葉をいただいた時はとてもうれしかったです。しかし完成とはいえ至らない点や変更するべき点まだまだあると思いました。

川島「滾ってきた。やってやる」
この2週間で今までの考えが変わるようなことや作り方のコツ、色々なことを教わりました。学校だけでは絶対に出来ないような体験の数々でした。
今回のインターンシップの参加でかなり成長出来たと思います。参加を悩まれている方はぜひ参加してみてください。今回勉強したことを持ち帰って福岡の地にまた戻って来れたらいいなと思います。
最後にゲーム作りをサポートしていただいたみなさん、本当にありがとうございました!


【ガンバリオンでのインターンシップ】
【2017春】ガンバリオンでインターンシップ!(1)
【2017春】ガンバリオンでインターンシップ!(2)
【2017春】ガンバリオンでインターンシップ!(4)

【その他企業でのインターンシップ】
第22回FUKUOKAゲームインターンシップBLOG もくじ




第23回FUKUOKA ゲームインターンシップは6月23日まで募集受付中!
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