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FUKUOKAゲームインターンシップBLOG

世界、そして、未来を見据える人たちが、福岡にいます。

GFF加盟企業をはじめとする福岡のゲーム企業の現場に入ってその仕事を体験する、ゲームインターンシップ制度。
ゲーム制作の厳しさ、楽しさを学んで、ゲームクリエイターになるきっかけをつかむ体験をブログ形式で報告します。

【2011夏】サイバーコネクトツー/プログラマーコース 馬野泰成氏(1)

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はじめまして!
サイバーコネクトツーにてFUKUOKAゲームインターンシップ(以下F.G.I)に参加しているプログラマーの馬野です。

まずは自己紹介から!
普段は情報系の大学に通いつつ、独学でゲーム作りの勉強をしてます。
勉強は2年前から始めたのですが、まずはプログラミングの基礎としてC言語を学習しました。中々、最初は味気ないものなんですよ・・・真黒い画面に白い文字が出るだけです。
始めから高度なことができる訳では無く始めは文字だけでのRPGを作りました。

fgi2011s_cc2馬野氏1.jpg
始めは上の写真のような感じです。見た通りで本当に味気ないです。
町や宿屋、道具屋などのRPGに必要なものはとりあえず追加していきました。
もちろん、文字だけでのやり取りです。
ある程度これでプログラミングを自由にできるようになるのに1カ月くらい掛ったけれど、そこから次はグラフィックなものに挑戦しよう!と意気込み挑戦することにしました。

それから、1年間半くらいの試行錯誤の末に、

fgi2011s_cc2馬野氏1[1].jpg
こんな感じのRPGゲームを作りました。
プログラムの行数にして制作した補助ツールプログラムも合わせて2万行近くも!!
文字主体でのゲームとは大違いです。バグで何度も挫折しそうになりました。
だけど、作ってること自体がとても楽しいのです。

1人での制作はできるようになった。
だけど、プロの現場で1人で作るなんてありえません。
「2人、3人でプログラムを組むには?」「アーティストが居たらどうするの?」という疑問を抱くようになりました。そこで複数人でのゲーム制作を経験したい!と思い今回のF.G.Iに参加することにしました。同じような境遇でゲームプログラマーを目指してる方に少しでもこちらの様子を伝えようと思います!

早速F.G.I初日の様子です。
サイバーコネクトツーでは月曜日に全社員集まる朝礼が行われます。そこに、我々インターン生も出席!
サイバーコネクトツーでのゲーム開発の進捗状況や予定などが話されます。
現場の空気を触れた初めての瞬間ですね。身が引きしまります。

その後は会社のルールなどを指導担当者からお聞きし、今回のインターンシップでの課題が与えられました。

今回ゲーム制作する上で担当の方からプログラマーに与えられた条件は
・2Dアクションゲーム(モデルは3Dでも構わない)
・言語:C++
・API:Windows,DirectX(PCで動かすため)
でした。

この条件に「えぇ!」って思う方や「簡単でしょ?」と思う方も居ると思います。
しかし、大丈夫です。
インターンシップでは今自分のできることの一つ上、ステップアップを目標に活動するため、きっと参加する方のためになるものになります。

でも、普段ゲームを作っている際に「C」と「C++」の混じった汚いコードを書いている私にとっては「C++」のみで書くというだけでも一苦労!それに、「DirectX」は本で読んだ程度の知識しかありませんでした。
初めて挑戦することなので不安もありますが、それ以上に楽しみが大きいです♪

と、いうわけでゲームを作る前に「DirectX」の基礎となる部分の勉強を開始!
何やら訳の分からない初期化作業がいっぱいです。
ウィンドウズクラス、プロシージャ、デバイス・・・
頭の中が?でいっぱいです。
しかし、担当の方に質問をして参考になる本を会社から貸して頂いたり、インターネットで調べたり、1つ1つ乗り切っていっています。こうやって1つずつインターンシップではステップアップしていくんですね!

今回サイバーコネクトツーでインターンシップを行うプログラマーは、私を含め2人ということですが、はじめの1週間は私1人しか居ませんでした。責任重大です!
デザイナーさんの描いた絵を生かすも殺すもプログラマーさん次第。
プログラマーさんがゲームの土台やシステムを作らなければゲームは動きませんし、絵も表示されません。
複数人での開発においては責任というものが重く付きまといそうですね。

<2日目のチームを通しての進行具合>
今回の制作するゲームの仕様を考えていきました。
先ほど書いたように2Dのアクションゲームということでしたので、
・横スクロールアクション
・敵を倒していく
などの案出しをしました。
しかし、ゲームの方向性が決まるのはインターン開始から5日目ほど後の話になります (^^;

fgi2011s_cc2馬野氏1[2].jpg
案出し中に
「こういうのはプログラム作るの大変ですか?」
と、チームのデザイナーさんから質問されたりします。
聞いた感じでは難しそうに思えてもプログラムでは簡単にできる、
逆に聞いた感じでは簡単そうに思えてもプログラムでは難しい、
ということが多々あります。企画一つにしても複数人でやると、とてもとても大変です。

お互いの意思疎通、コミュニケーションが上手く取れないと、皆で思ってたことが異なったりしています。そうなると大変。いざ作ってみると別のものになった、などのようなことになります。

こんな感じでスタートしたインターン生活。
さて、今後どうなっていくのでしょうか!?




>> 【2011夏】サイバーコネクトツー/プログラマーコース 馬野泰成氏(2)

>> 【2011夏】サイバーコネクトツー/プログラマーコース 馬野泰成氏(最終)



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